全米オープンテニス(US Open tennis) 決勝進出の大坂なおみ選手と準決勝直前の錦織圭選手
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
全米オープンテニス、日本で盛り上がっているでしょうか〜?
ここNYでも、日本人選手の活躍は大きく取り上げられています!!
なんたって、ベスト4に2人も日本人選手がいるなんて、本当に素晴らしい〜!!
テレビでは、試合の合間にドロー表が出て来るのですが、そこには日本の国旗が二つも!
海外に住んでいると日本人選手の活躍は本当に嬉しいものです!
そこで、今日は、大坂なおみ選手と錦織圭選手についてちょっと詳しくご紹介したいと思います。
(本戦出場全選手についてはこちら→全米オープンテニス(US Open tennis) いよいよ月曜日から本戦!日本勢に期待!)
(予選出場全選手についてはこちら→2018全米オープンテニス予選開始!日本勢計8人(男子3人、女子5人)が出場)
全米オープンテニスの準決勝って、どれだけすごいの?
(先日、アーサーアッシュスタジアムに見に行ったデルポトロvsチョリッチ戦)
全米オープンテニスは
8月の最後の週の月曜日から2週間
NYのクイーンズ地区、フラッシングメドウパーク内にあるUSTA ナショナルテニスセンター
で行われます。
男女ともに、予選を勝ち抜いた16人を含めた128人が頂点を目指して戦っています。
(ちなみに予選も128人で戦っていて、上位16人が本戦に上がれます)
その準決勝といえば、上位4人!!
この4大大会の全米オープンで上位4人というのは本当にテニス界の頂点にいるくらいすごいことですよね!
実は、今、大坂なおみ選手の準決勝戦を見終わったところ。
そして、なんと、大坂なおみ選手。。。。
ストレートで勝利!!
決勝進出!!
なんです!
いやー、すごい!
上位4位なんてものではない、なんと2位まで登りつめてしまったんですね〜。
相手はマジソン キーズ(Madison Keys) 選手。
キーズ選手といえば昨年度の準優勝選手で、今大会でも大坂なおみ選手より上のシード14なんです〜!
そんなキーズ選手に勝利をし、全米オープンテニスの決勝に進むのは、日本人女子選手で初めてなんですね〜!
(男子は、2014年に錦織圭選手が決勝に進みました)
NYでは、ESPN(Entertainment and Sports Programming Network)というチャンネルで試合を放送していたので、ライブで見ることができました。
日本でもWOWOWで生放送がされていたようなので、きっと日本でもご覧になっている方が多かったでしょうねー。
きっと私と同じで興奮してるのではないでしょうか〜?
大坂 なおみ選手
(会場で購入した2018年 US Openの雑誌から)
今大会が始まる前、日本人選手の紹介をした時に、少し大坂なおみ選手についてご紹介させてもらったのですが、改めて、ちょっと詳しくご紹介。
1997年10月16日生まれの20歳。
日清食品所属
身長180cmの右利き、バックハンド、ストロークは両手打ち
ATPランキング自己最高位:シングルス17位、ダブルス324位
今大会では、20シードで出場しており、今まで
1回戦((Round of 128):GermanyのLaura Siegemund選手 (6−3、6−2)
2回戦(Round of 64):Israel のJulia Glushko選手 (6−2、6−0)
3回戦(Round of 32):Belarus のAliakasandra Sansnovich選手 (6−0、6−0)
4回戦 (Round of 16):BelarusのAryna Sabalenka選手 (6−3、2−6、6−4)
5回戦 (Quater-final):UkraineのLesia Tsurenko選手 (6−1、6−1)
6回戦(Semi-final):U.S.AのMadison Kesy選手 (6−2、6−4)
と試合をやってきました。
大坂なおみ選手はハイチ出身の父親と日本出身の母親の間で、日本の大阪で生まれました。
姉がおり、その影響で3歳の時にテニスをはじめました。
同じ3歳時にアメリカのNYに移り住んだようですね。
この全米オープンの会場でもあるUSTA ナショナルテニスセンターでも、練習に通っていたようです。
5年前の2013年にプロに転向し、一昨年の2016年から本格的に女子ツアーに出場しだし、東京でのツアー大会に準優勝したり、最優秀新人賞を取ったり期待される選手でした。
2016年、全豪オープンで予選を突破し、本戦でも3回戦まで進める快挙を成し遂げています。2017年の全米オープンでは、前年度(2016年)優勝者のアンゲリク ケルバーに勝利し、トップ10に初勝利を納めています。
女子ツアーに本格的に出場し始めた1年目のおととし、東京でのツアー大会で準優勝し、その年、女子ツアーで最優秀新人賞にあたる賞に日本女子で初めて選ばれるなど活躍が期待されてきました。
ことし3月には四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で日本選手として初の優勝をつかみました。四大大会では、ことし1月の全豪オープンで四大大会初のベスト16に入り、続く2大会でも3回戦進出を果たしていました。
彼女のインタビューは独特で、時に笑いを引き起こすお茶目な一面のあるインタビューですよね。
今日の勝利者インタビューでも、セリーナと決勝で当たることについてとても嬉しいとのコメントを残していますが、その時に、「彼女が好きだから」と言って、会場を沸かせていました。
また、会場にきていたお母さんに向けて、「お母さん、勝ったよー」と言っていたのもほのぼのしていましたね〜。
錦織 圭選手
(会場で購入した2018年 US Openの雑誌から:大坂 なおみ選手に比べ取り上げられ方が大きいですね)
1989年12月29日生まれの28歳。
日清食品所属
身長178cmの右利き、バックハンド、ストロークは両手打ち
ATPランキング自己最高位:シングルス4位、ダブルス160位
今大会では、20シードで出場しており、今まで
1回戦((Round of 128):GermanyのMaximillian Martere選手 (6−2、6−3、6−3)
2回戦(Round of 64):France のGael Monfils選手 (6−2、5−4、Monfils retired)
3回戦(Round of 32):ArgentinaのDiego Schwartzman選手 (6−4、6−4、5−7、6−1)
4回戦 (Round of 16):GermanyのPillipp Kohlschreiber選手 (6−3、6−2、7−5)
5回戦 (Quater-final):CroatiaのMarin Cilic選手 (2−6、6−4、7−6、4−6、6−4)
試合をやってきました。
5回戦のチリッチ選手は2014年の全米オープンで、錦織 圭選手が決勝で当たった選手ですよね。
そのリベンジ、今大会では、5セット目までの熱い戦いで、勝利しました!
錦織 圭選手は島根県の松江生まれ、テニスはお父さんのハワイ社員旅行のお土産のテニスラケットがきっかけで、5歳の時からはじめたそうです。
6歳からテニススクールに通い、柏井正樹コーチ。
柏井正樹コーチといえば、日本テニス協会の優秀指導者賞や、日本体育協会の公認スポーツ指導者受賞、日本プロテニス協会優秀コーチ賞の受賞など指導で、素晴らしい賞を受賞されているコーチのようです。
その柏井正樹コーチに6歳から中1まで指導を受けたのが、今の基本となっているんですね。
そして、小学校5年生で、松岡修造選手の「修造チャレンジ」の合宿に参加し、松岡修造選手も錦織 圭選手の才能に目をつけていたようです。
あるテレビ番組で、錦織 圭選手の負けん気は、本当に素晴らしかったと褒め称えていました。
その後、盛田 正明テニス基金の支援を受け、アメリカのフロリダにあるあの有名なIMGテニスアカデミーに留学します。
IMGテニスアカデミーといえば、アンドレ アガシ選手、セリーナ ウィリアムズ選手、マリア シャラポワ選手など多くの有名選手を排出しています。
コーチのニック ボロトイーがとても有名ですが、実は、私、このコーチのイベントのテニスレッスンに参加したことがあるんです!
その時、ニック ボロトニーコーチはアンド レアガシ選手は、バックハンドをフォアハンドと同じくらいに打てるように練習に練習を重ねたと褒め称えていました。
そして、テニスのボールを打つには、ラケットをちゃんとひくことというお茶目なことも言っていました。
でも、当たり前ですが、きっととても大切なことなんでしょうね〜。
そんなIMGテニスアカデミーでテニスを学び、2007年の17歳の時にプロに転向します。
2014年に日本人初のUS Opne tennisでの決勝進出。惜しくもチリッチ選手に破れ準優勝となりましたが、日本人初、又、アジア男子史上初のグランドスラム4大大会シングルスファイナリストです。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルをとり、日本では96年ぶりのメダル獲得となりましたね。
小さい頃からアメリカに留学していたので、英語でのインタビューもしっかり受け答えすることができているのが、なんだか頼もしいですよね〜。
まとめ
今年の全米オープンテニス、日本人選手の活躍がすごいですね〜!
決勝に日本人なんて生で見たくなります!!
NYい住んでいる方なら、今から、チケット買って行っちゃおうかな〜と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
2014年の錦織選手の決勝戦に行った私。
今回も行きたーいと思って悩んでます。。。
(チケットの購入方法はこちら→全米オープンテニス(US Open teniss) チケットの購入方法)
次の試合予定ですが、
9月6日の準決勝で勝った大坂なおみ選手は、
9月8日土曜日、現地時間午後4時(日本時間9月9日午前5時)から
セリーナ ウイリアムス 選手と、
明準決勝の錦織圭選手は
9月7日金曜日、現地時間午後5時半(日本時間9月8日午前6時半)から
ノバク ジョコビッチ選手と
となっています。
錦織選手には、2回目の決勝進出、そして全米オープンでの悲願の優勝を、大坂なおみ選手には憧れのセリーナ ウィリアムズ選手に勝って初優勝を狙って頑張ってもらいたいものです。
是非、応援も頑張りましょう〜。
最後まで読んんでくださり、ありがとうございました。