大統領セオドア・ルーズベルトの家を家族で社会科見学〜!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
アメリカの大統領は第1代のワシントンから始まり、現在のトランプまで45人います。
その中でも人気の高い第26代大統領セオドア・ルーズベルトの家がNYのロングアイランドにあるので行って来ました〜。
敷地内は公園のようになっていて、庭を犬を連れて散歩する方などが多く見られ、とても素敵な場所だったので、ご紹介します。
Contents
セオドア・ルーズベルトってどんな人?
1901年9月14日 – 1909年3月4日に26代にアメリカの大統領を勤めました。
大統領になる前、25代大統領ウィリアム・マッキンリーの時に副大統領(1901年3月4日 – 1901年9月14日)を勤めていました。
でも、副大統領任期中に、ウィリアム・マッキンリーがレオン・チョルゴッシュによって暗殺された為、セオドア・ルーズベルトが急遽大統領に就任するということになったのです。
大統領になる前は軍人としても優れた指導力をもっていました。
軍人や大統領(政治家)という顔の他にも、作家や、探検家、そして自然主義者としての有名です。
アメリカでの人気もリンカーンやワシントンについで高いことでも有名ですよね。
マウントラシュモア国立モニュメントでも、ワシントン、ジェファーソン、リンカーンと一緒に岩山に大きな顔が彫刻されているのはご存知の方もいいですよね。
(左から3番目)
(出典:Wikipedia)
このセオドアルーズベルト大統領は日本ともとても関わりのある大統領です。
というのは1904年日露戦争の終結の際、第3者として初めて講和の仲介者となった大統領です。
その功績などによりノーベル平和賞を受賞した大統領でもありますね。
大統領セオドア・ルーズベルトの家はどこにあるの?
このルーズベルトの家はマンハッタンから25マイルほどのNYロングアイランドにあります。
Cove Neckという街(Village)のOyster Bay近くのSagamore Hillというところにあります。
街にはHistoric Site への道案内の標識が立っているので、間違いなく行くことができます。
近くには湖やベイもあり、とても静かな素敵な場所です。
Sagamore Hill National Historic Siteってどんなところ?
私が到着したのは開館と同時の朝9時。
ちょっと寒くはありましたがとてもいいお天気の日。
朝早くにもかかわらず、私たちの到着後から次から次へと観光のお客さんが入って来ていました。
やっぱり人気の大統領なんだな〜ということを改めて感じてしまいますね。
また、見学に来たのとは別に犬を連れての散歩客がとっても多いのにも驚きです。
この庭には自然道があり、そこを犬と飼い主が散歩している光景を多く目にしましたよ〜。
駐車場側に
の看板があります。
右に行くとセオドアルーズベルトの家がありますが、もし家の中に入りたいなら、左の建物ビジターセンターで家のガイドツアーのチケット購入しましょう。
私たちは生憎この看板を見るのを忘れて丘の上の家まで行ってしまい、そこでまたビジターセンターに戻らされるという手間を取ってしまったのでご注意くださいね。
実は、ルーズベルトの生家はNYのマンハッタンにあり、このSagamore Hillにある家は、後に1885年から彼がなくなるまで夏の間、家族と過ごした家です。
庭
このSagamore Hillには広大な庭があります。
昔は農園として色々な野菜やお花などを作っていたそうです。
セオドア ルーズベルトが自然主義者といわれる所以でしょうね。
Barnがあり、中にはセオドア・ルーズベルトがここで家族と過ごした写真が貼らせています。
そして鳥小屋のストアールームも今でも残されています。
広大な土地はそのままナショナルパークになっていてとても気持ちのよい散歩道です。
セオドア・ルーズベルトの家
家へはヴィジターセンターでチケットを買ってツアーに参加します。
私たちは、この後に用事があった為家の中までは入らず周りを見学。
朝早くだったので、国旗を掲げる催しを見れました〜。
子供達が喜んで星条旗をバーにつけていましたよ。
Old Orchard MuseumとVisiter Center
駐車場を挟んで家とは反対側にOld Orchard MuseumとVisiter Centerがあります。
ここは以前、セオドアルーズベルトJr.の家だったそうですが、ナショナルパークに寄贈して今では美術館としてセオドアルーズベルトの功績を紹介しています。
セオドアルーズベルトの写真がサインとともに飾られています。
カップや
刀なども展示されていましたし、実際にセオドアルーズベルトが来た洋服も飾られていました。
その当時の時代背景や
彼の業績についても多く書かれており
時間をかければかけるほどきっとより深く彼のことを知れるのだろうな〜と今回時間があまりなかったのをとても残念に思いました。
このビジターセンターだけでもとても見応えのあるものなので、是非、訪れてみてくださいね。
おまけ:SagamoreHill National Historic Siteのパンフレット
National Historic Siteにあるパンフレット。
パンフレットには色々な写真とともに基礎情報が詰められているのでいつもとても楽しく読んでいます。
今回もとても面白く読めたので、おまけで載せておきまーす。
古い写真がたくさんでその当時のことを思い浮かべてしまいますね〜。
今回家の中まで入らなかったのですが、パンフレットを見ると中に入ったような気分になれます!
Sagamore Hill National Historic Site
住所:20 Sagamore Hill Road, Oyster Bay, NY 11771
営業時間:季節によって違うのでサイトから是非調べて行ってみてくださいね。
まとめ
20C初頭のグローバルな時代、そして文明も鉄道や電話など大きく変わって行った時代を、このセオドアルーズベルトの先進的な考えがアメリカを世界のリーダーに成し遂げたと行っても過言ではないかもしれませんね。
今まで大統領の家は、ケネディ大統領、フランクリン・ルーズベルト大統領(セオドアとは五従兄弟)のものに続き、3つ目。
どこもそれぞれの時代を感じることができ、アメリカの歴史をもう一度勉強したくなる場所でした。
JFK空港からもそれほど遠くないこの場所、ご興味のある方は行ってみてくださいね。
車がない方は、たまには気軽にレンタカーで社会科見学もいいのではないでしょうか〜。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。