海外での出産、子育ての不安あるあるはこう解消!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
海外に赴任することになった時、楽しいことも沢山思い浮かべると思いますが、同時に不安も色々と募ってくるものですよね。
ましてや、妊娠中だったり、お子さんがいる方なら尚更のこと。
時期によって色々と湧いてくる不安も違いますね。
私もアメリカで2人の子供を出産、乳児から幼児の子育て、そして小中高と子供を現地校にも通わせながらの子育てをしてきました。
今、子供は大学生。
はじめは不安ばかりでしたが、子供達も大きくなり、
「なんとかやってこれたな〜」
と、今ではあの頃が懐かしく思います。
ここでは、私の経験した不安やその不安の解消法をご紹介したいと思います。
読んでいただいた方に、少しでも明るく海外での生活を過ごすことができるようになっていただけたら、私の辛かった日々も報われるというものです。
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Contents
出産のあるある不安と解消法
出産は、日本でだって不安いっぱいですよね〜。
なんたって、人生で何回もあるものではなく、1、2回って方が多いはず。
私も子供は2人なので、出産経験は2回です。
子育て経験も2回です。
しかも子供によって性格も違うので、2度目だろうと不安になることもたくさんあります。
ましてや海外だったので、不安は日本で産むよりあったように思います。
出産する病院、どうやって決めるのかわからない〜!
海外にいると現地の医療は本当にわからないものですよね。
言葉が通じないとかお薬が違うとか。。。そんな日本ではないような不安も沢山。
私の場合、妊娠8ヶ月で渡米、そして渡米ご1ヶ月ちょっとでの出産だったので、本当に色々なことが不安でした。
そんな私は、少しでも出産の不安を取り除くために
日本人の産科医を探し、そこで出産することにしました。
アメリカは大きいので、田舎の方に行くとなかなか日本人のお医者さんもいないかもしれませんが、私の場合NYという大きな街だったので、日本人の産科医がいらっしゃったので助かりました。
無理することなく、自分の慣れた言葉で診察を受けたり出産できるようしたことはストレスを軽減できたと思います。
まずは、自分の慣れた言葉で出産できる場所、もし日本人の産科医が見つからないとしても、是非自分が納得し、安心できる病院を探してみてくださいね。
妊娠中の母親学級ってあるの?
日本だと妊娠中期から後期になると赤ちゃんを産んでからのお世話の仕方を母親学級で教えてくれる機会がありますよね。
海外だと赤ちゃんが生まれてから、母親になる方の親御さんもそばにいないし、どうやって赤ちゃんのお世話をするかが不安になってきます。
私の場合は、病院で両親学級があったので出席して教わりました。
両親学級では
- 出産の時のこと
- オムツの変え方
- ミルクのやり方
- お風呂の入れ方
など赤ちゃんに関する基礎的なことを教えていただき、そして、練習もさせてもらえて本当に助かりました。
しかも母親学級ではなく、両親学級!
子育ては母親だけのものではなく、両親でやって行くものなのだということがこの学級から男性にも植えつけられたように思います。
また、この両親学級でよかったことは、同じくらいの時期に子供を産む妊婦さんと知り合いになれたこと。
海外ではなかなか同じような時期に産む妊婦さんと知り合いになることが難しい中、両親学級で学びにきている方とは意見の交換もできました。
そして、その後子供が生まれるとママ友になれるという。。。とても大切な機会だったように思います。
現に、子供を産んでからすでに何年も経っていますが、今でもそこで知り合った方達とはお付き合いをしていて、たまにお会いしては
「子供がこんなに大きくなったねー」
などと話しています。
是非、海外にいても両親学級など赤ちゃんの扱い方を教えてくれる機会がないかを病院に確認してみてくださいね。
出産の時の入院日数が少ないから不安〜!
日本では、赤ちゃんを出産後、病院で1週間ほどの入院ができることになっていますよね。
でも、海外では医療費が高いことから、産んですぐに帰ってしまう人もいるほど。
私の病院では、夜中の12時を2回過ぎるまで入院できるというものでした。
つまり、夜の11時台に生まれてしまうと、その1時間で1日と換算されてしまい、後1日しか入院できないのですが、もし午前1時に入院するとそこから丸々2日間入院できるというもの。
幸い我が家は二人とも午前中に生まれたので、ほぼ丸2日入院できましたが、友人は夜の11時半に生まれてしまったという子もいて、ほぼ1泊しかせず翌日には退院しなくてはいけないという子もいました。
でも、これは赤ちゃん次第。
産む時間なんて決めることができませんよね。
それに1日だろうと2日だろうとやっぱり日本に比べると少ない。
なので、入院前から家でくつろげる環境を作っておきましょう。
家でなるべく動かなくて済むように、必要なものは買っておいたり、部屋も赤ちゃんと過ごせるように準備しておきましょう。
できれば赤ちゃんのおばあちゃんが海外にきてくれるようでしたら、きてもらうのもいいですね。
私の場合は、親が来れなかったので、現地で出産直後だけお手伝いさんにきてもらいました。
アメリカはお手伝いさんのシステムがしっかりしています。
頼んだ仕事は、
- お買い物
- お料理
- 洗濯
- 掃除
など家事全般をお願いしました。
私はお手伝いさんをお願いすることで、赤ちゃんのお世話と自分の体の回復に集中できたように思います。
ベビーカーで出かける時、どうしたらいいの?
子供が外に出れるようになった時、ベビーカーはとても大活躍ですよね。
スーパーに行く時、お散歩に行く時、街に行く時などなど。
私はちゃんとした大きめのベビーカーと携帯用の軽いベビーカーの2台を行く場所に合わせて使い分けていました。
大きめのしっかりしたベビーカーは近所の散歩やお買い物の時など、たくさん歩いても赤ちゃんが快適に過ごせるように使っていました。
現地のアメリカ人のお友達はなんとそれでランニングを毎日している人もいたくらい。
こっちのベビーカーは頑丈なので、きっとそれもありなんでしょうね〜。
携帯用の軽いベビーカーはマンハッタンなど電車に乗ったりする時に使いました。
最近はエレベーターも駅にありますが、ない時も軽く運べるのがいいところです。
でも、アメリカは子供にとても優しい国。
階段でベビーカーを抱えて上り下りしているとそばにいる方が
「お手伝いしますよ」
と言ってきてくれて、手伝ってくれるんです。
それに、電車に乗る時も、ベビーカーが入れるように場所を開けてくれたり、電車に乗っていると席を代わってくれたりするんです。
日本ではベビーカーが乗ってくると嫌な顔をする人がいるという話をよく聞くのですが、この点は是非不安にならずアメリカで子育てをしてくださいね。
なかなかママ友ができない〜!
子供が小さいとお子さんのお世話で一日が忙しくなかなか友達ができない。。。なんてこともあるかもしれませんね。
それが海外なら尚更。
その場合は、赤ちゃんの調子がいい日で、お天気ならできるだけ一日に一回は外に出ましょう。
ベビーカーを押しながらお散歩するだけで気分も晴れのではないでしょうか。
それに、子供に優しいおばさんやおばあちゃんなど海外の方はきっと話しかけてくれますよ〜。
英語ができなくたって大丈夫。
子供の笑顔が言葉を超えます。
もし子供が泣いていたって大丈夫。
話しかけてくれた方が、労ってくれるかもしれません。
私の場合、行き詰まった時、外に出ることを実行していたら、本当に気分が晴れました。
毎日同じ時間に外に出ていると、散歩中に会う人も同じだったりして顔見知りになったりして。。。
そんなところからお友達ができたりもします。
一人ぼっちだと内にこもるのでなく、一人でも是非お子さんと外に出るとお子さんを通してたくさんの知り合いができるはずです。
お子さんだって、外の空気を吸ったり太陽をいっぱい浴びれば、夜の寝つきがよくなるかもしれませんよ〜。
お子さんの年齢がちょっと上になり、公園に行けるようになったら公園に行くのもいいですね。
海外でだって子供を通して友達が作れます。
英語ができなくたって、子供が笑顔で一緒に遊んでいれば、そのうち子供の親とも心が通ってくることもあります。
私も全然英語ができない時に知り合った友達と今でもとても仲良くしています。
「あの頃、全然英語が話せなかったよね〜」
なんて今ではそんなことも言える仲になっています。
子供を通して英会話のレッスンもしていたのだな〜とママ友に感謝しても感謝しきれません。
是非、英語ができないから。。。なんて家にこもってないでお散歩でも公園でも行ってみてくださいね。
まとめ
海外での出産、子育ては、一筋縄で行かないことばかりだと思います。
日本でだって不安は多いのに、海外となるとそれは何倍にも多くなるかもしれません。
ここにあげた不安はほんの一部で、まだまだ他にも不安になったことがたくさんあります。
でも、気持ちは持ちよう。
事前に何が不安になるのかを考えて、その対処法や解決法を持っていれば不安は消えるのではないでしょうか?
そして、その解決法が実は次への楽しみへの一歩だったりすることもあるかもしれません。
子育ては大変でもあり、喜びをくれるものでもあります。
一生に何度とない経験を是非有意義なものにしてくださいね。
何か不安になった時は、私でよければいつでも話し相手になりますので、メールでもコメントでもくださいね。
海外で出産している方も、一人ではないってことを覚えておいてくださいね。
是非、無理のない楽しい子育てができることを祈っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。