高山病にならないための5つの方法
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
先日ペルーに行ってクスコやマチュピチュを見てきました!!
長年行きたかった先だったので、それは、それは感動モノ!
見るもの全てが「すごい〜」と声をあげてしまうものばかりで、本当に楽しい旅になりました。
でも、行く前はクスコやマチュピチュは標高がかなり高いので高山病になったらどうしよう。。。とかなり心配しましたが、色々と準備したおかげで大丈夫でした!!
今日は、そんな高山病の予防の方法をいくつかご紹介したいと思います。
高山病って何?
高山病(altitude sickness)とは、高い山に登るなどして酸素の薄い状態に置かれた時に発生する症状のこと。
一般的に2400m以上の高山でなることが多いようです。
2500m以上の山に登った25%の人が高山病になるという報告も出ているようです。
日本でも富士山のような高い山に登ると、空気は普段暮らしている地上より薄いため、酸欠状態になります。
症状としては頭痛や吐き気、嘔吐やめまいなど、歩くのも困難な症状に見舞われてしまうこともあります。
他にも手や足がむくんだり、あくびが出てしまったり、おしっこを漏らしてしまう。。。なんて症状が出ることもあるようです。
普通だとその高度に体が慣れると自然に症状は緩和、1日から数日もすると自然に消滅してしまいます。
以前、富士山に登った際、一緒に行った人が頂上付近で急に頭が痛いと言いだし。。。座り込んでしまいました。
幸い処置(この時は携帯用の酸素ボンベを持っていました)をすぐにできたので無事でしたが、無理をすると障害を残したり、死にいたることもあるので、注意が必要なんですね。
高山病の予防法は?
ペルーのクスコは3400mの高地にあります。
富士山とほぼ同じ高度に大都市があるなんてびっくりですね。
日本からだと何時間もかけて行ったペルー、クスコ。
せっかくの旅行なのに、高山病になって動けない。。。なんてことになったら残念ですよね。
そうならないために、いくつか予防策があります。
完全ではないし人によっては予防していても高山病になってしまうかもしれませんが、やらないよりもマシ。
現に私は、今回のペルー旅行でこの方法をとって高山病にはならなかったです。
高山病の不安を持っている方の少しでもお役に立てたら。。。と私がやった方法をご紹介したいと思います。
高山病予防法1
アセトゾラミド(商品名:ダイアモックス)という薬をとる
本来は、高山病の初期に飲む薬とのことですが、事前に飲んでおくことで予防になるようです。
アメリカでは処方箋がないと、もらえないので事前に病院に行く必要がありますが、それでも予防の一つになるのなら。。。と私はもらいに行きました。
私の服用の仕方は、高地に入る前日から服用、高地に入ってからも体が慣れるまで1日から2日服用しました。
夜飲んだ後は、呼吸が楽な感じがして、すぐに眠りにつくこともできよかったですよ。
高山病予防法2
水分をしっかりとる
高地に入るあたりから、水分を多めにとるようにすると高山病を防げるようです。
脱水状態になると、血液の循環が悪くなり、高山病を招きやすくします。
実際に喉が乾いてからではすでに水分不足になっているという証拠。
喉が乾いてなくとも定期的にこまめに飲みましょう。
高山病予防法3
ゆっくりとしたペースで動く
高地では、走ったりせず、ゆっくりしたペースで動くように心がけましょう。
特にクスコは山の中なのに、街全体が山の上にあるため、街では活動したくなってしまいます。
それでは、高山病になってしまう確率も上がるというもの。
是非、高地ということを意識して、ゆったり動くようにしましょう。
クスコに到着後は、しばらくホテルで休む時間も入れておくといいでしょう。
高山病予防法4
酸素ボンベで酸素をすう
クスコのホテルでは酸素ボンベを置いています。
ホテルに着いたら借りて酸素を吸うようにしましょう。
富士山などでも携帯用の酸素ボンベがあるので、是非それを持参して何かあった時は酸素を吸いましょう。
高山病予防法5
コカティーを飲んだりコカキャンディーをなめる
ペルー、クスコではコカが簡単に手に入ります。
もともとコカは元気がでる葉っぱとして昔からペルーでは人々にとって薬のような役割をしていたそうです。
ホテルや空港にもコカの葉っぱが置いてあります。
そのまま葉っぱを噛んでいる人もいるくらいですが、普段慣れていない人が直に葉っぱを噛むのはするのはお勧めできませんが、コカティを飲んだりコカキャンディをなめることくらいは大丈夫。
高山病の予防になるので、是非取り入れてみてくださいね。
コカキャンディは街の売店で売っているので、簡単に手に入ります。
でも、このコカキャンディ、ペルーから持ち出すことはできません。
もし、ポケットなどに入って空港に行ってしまうと、、、捕まります。
私も2つ持っていたコカキャンディの1つが見当たらなくなり、焦りました。
必死で探し見つけたのでよかったですが、もしそのまま気づかずどこかに持っていたら、こうやって今家に戻ってくることはできなかったと思います。
是非是非、気をつけてくださいね。
まとめ
せっかくの旅行で病気になるのは避けたいですよね。
ましてやクスコまで行って動けなくなるのは悲しすぎます。
予防できる事はして、高山病にならないように注意できたらいいですね。
そしてそのあとの旅行(私はクスコの後マチュピチュでした)も楽しんできてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!