寒波到来!雪や寒さの時に準備する最低5つのこと!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
日本でもニュースになっているようですが、ここアメリカはこの2、3日、ものすごい寒波に襲われています。
シカゴではマイナス40度。
この寒さで死者も出ているとの報告まで出てきています。
私の住んでいるニューヨークでもマイナス17度など、かなりの寒さが続いています。
今年は雪はそれほど降っていませんが、この寒さは体にこたえます。。。
家の近所の川や湖も凍ってしまうという気温です。
(上の写真は、数年前のものですが、ハドソン川が凍っているところです)
そんな寒さになるアメリカ。
私もはじめの年はどう準備していいのかわからなかったのですが、年々色々なことを経験して今は準備をしています。
今日はその教訓を生かして雪や寒さの時に準備すべきことを5つご紹介したいと思います。
Contents
雪や寒さの時にすること
天気予報を見聞きするのはアメリカでは必ず必要になっています。
明日の寒さによって防寒着が違ったり、昨日は摂氏10度くらいで暖かかったのが急に寒気が入って来て明日は摂氏マイナス10度になるなんてこともザラのアメリカ。
天気予報を見て、色々と準備が必要なんですね。
時に、学校が寒さや雪で前日から閉鎖することもあるほど、日本の雪や寒さとはちょっと度合いが違うように思います。
そんな時に、被害を最小限にするために、日頃からいくつかのことに気をつけているので、そちらを書いておきたいと思います。
帽子、手袋、マフラー、靴やコートなどの用意
冬になると、ニュースでも、「明日は必ず帽子を被って出かけましょう」などとアナウンスしていることがあります。
日本だと帽子はおしゃれの一部のようですが、アメリカでは、帽子は防寒具の一部。
帽子がないと頭の先から冷えてしまいます。
できれば耳が隠れる帽子がいいですよね。
耳は出ているとそれだけで冷えてしまいますから。。。
アメリカではパーカーなどのフード部分をかぶるのはおしゃれではなく、防寒のことがよくあります。
私もよくダウンジャケットのフードを被ったりします。
特に風の強い日はフードをかぶるだけで全然寒さが違います。
それほど寒いということですね。
それ以外にも手袋、マフラーは当たり前ですし、靴も冬用の温かいものを準備した方がいいでしょう。
コートもダウンジャケットは最低でも1枚は皆さん持っているようです。
塩を買っておく
私がNYに来てすぐに、近所の方に教わったのは、
雪を溶かす塩を買っておくこと
です。
冬になると道路はいつもジャリジャリと何か白いものがいっぱい敷かれています。
砂利かな?雪かな?と思うのですが、実はそれは塩。
アメリカでは道路が凍らないように、そして降った雪がすぐに解けるように塩を撒いているのです。
雪が降ると、街の除雪車が雪を書き、大型トラック(塩まき専用)がピーピーピーと音を鳴らしながらゆっくり塩を道路一面に撒いて行きます。
そのおかげで、大雪が降っても道路だけはすぐに雪は道からなくなり、車の運転が可能になります。
さすが車社会のアメリカですね。
冬の間は塩が道路にあり、一面真っ白になるんですよ。
個人でも自分の家の敷地内には塩を撒きます。
ドラッグストアーなどで大型の塩がこの時期になるとたくさん売っています。
華氏マイナス15度(日本でいう摂氏ではマイナス26度)まで使えるというこのIce Melt。
道に撒くとこんな感じですぐに塩の周りが溶けますよ。
(撒いたところだけつぶつぶに溶けています)
アメリカにお住いの方で、まだ用意していないお宅は購入しておくのがいいでしょうね。
シャベルの用意
シャベルは必ず必要です。
塩がなくてもシャベルは早めに買っておきましょう。
なぜなら、雪が降ったら雪かきをしないと車を動かせないからです。
車を停めてあるところから、道までのドライブウェイの雪かきは必須です。
時に、雪は1m積もることもあるので、それをシャベルなしで雪かきするのはかなり難しいですよね。
我が家でもシャベルは2、3本持っています。
NYの雪は日本に比べサラサラです。
雪の量は多いですが、サラサラなので、軽く雪かきしやすいように思います。
車について
こちらでは、車は毎日の通勤通学に必要不可欠です。
寒い日はもちろん、雪が降っても車を使います。
事前にスタットレスタイヤに交換する車もいますが、一年中使える四輪駆動の車を持っている方が多いようです。
そして、雪が降っていなくても、車のフロントガラスがバリバリに凍りついていることが多々あります。
昨日などは、マイナス17度だったので、水滴が車中についていて凍ってしまい、車のドアが凍りついてなかなか開かなかったです。。。
氷を溶かそうと、お湯でもかけようもんなら、かけた瞬間からバリバリ厚い氷になっていくという。。。
マイナス10度以上だとそんな寒さです。
お湯をかけると凍るだけでなく、ガラスが破損することもあるようですので、絶対かけないようにしてくださいね。
そんな時に車を使う時は、
少なくとも運転する10分から15分前(気温に応じてもっと長く必要)にエンジンを温めておく
ことをオススメします。
こちらでは、家の中から自動で車のエンジンをかけられる遠隔操作の道具まであるんです。
必要に応じて、エンジンを温めておく時間を調節しながら、フロントガラスの氷が解けるのを待ちましょう。
凍っている時は専用の器具でブラシングして落とすこともできます。
とにかく、車を温めてから運転するのが事故を防ぐ一番です。
そして運転中は、道路が凍っている、雪が深いかもしれませんので、
スピードは出さない
ように注意してください。
スピードを出していると、ブレーキをかけても急には止まれません。
アメリカでは雪が降っていなくても、ブラックアイスと言って、道路が一面に凍りついてアイススケート場のようになることがあります。
そんな日は歩くのもツルツル滑りますが、車も一緒。
坂道などでは特にブレーキをかけても車は止まらず滑って行ってしまいます。。。
本当に怖いので、そういう日の車の使用は控えた方がなるべくいいと思います。
また、日本でも同じですが、雪が降る時はワイパーを立てておくと凍りつかずいいと思います。
食料、ろうそくなど燃料の用意
雪が降ると電線にもたくさんの雪が積もります。
我が家の前でも雪の積もった電線が垂れているのを見ると、「切れないで〜」と祈るような思いです。
こちらでは、停電はよくおきます。
台風の時などは大きな木が倒れて電線を切ってしまうので、年になんども停電があったりします。
雪の時も雪の重みで電線が切れたり、木が倒れて電線を切ってしまったり。
冬の停電は寒さが伴うので死活問題ですよね。
そんな時はコンロがなくてもご飯を食べれるように準備が必要です。
ろうそくも必要ですね。
そして、どの家でも大抵あるのですが、暖炉の薪も用意しておけば、暖房がストップしてしまった時でも安心ですね。
(念のため、暖炉を使えるように点検しておくこともオススメします)
準備さえしておけば、あとは寒さに応じて行動するだけですね。
晴耕雨読、準備さえしておけば、寒い時は寒い時で、きっと楽しく過ごすことができるというものです。
(寒い日にやる面白い実験についてはこちら
→ニューヨークの気温マイナスの寒い日にやるおもしろい実験5選!)
まとめ
摂氏マイナス40度など、想像もつかない温度ですが、アメリカでは起こりうる温度です。
何があっても驚かず、対処できるように注意し準備しておく必要がありますね。
「備えあれば憂いなし(You can never be too prepared.)」
是非、考えらえる準備を心がけ、雪、寒さ対策に臨んでくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。