NYで映画鑑賞 「Maleficent 2 : Mistress of Evil」
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
映画館に毎週足を運んでいると、次に何が来るかもとても楽しみです。
通路には次に来る映画のポスターが多く飾られ「Coming Soon」と書かれています。
今回ご紹介する映画も前から楽しみで予告のポスターを写真に撮っているほど。
今日は2019年10月18日公開された「Maleficent 2 :Mistress of Evil」をご紹介したいと思います。
「Maleficent 2」ってどんな映画?
監督 (ディレクター):Joachim Ronning
製作 (プロデュース) :Joe Roth, Angelina Jolie, Duncan Henderson
脚本 (スクリーンライター):Linda Woolverton, Noah Harpster, Michah Fitzerman-Bue
出演者 (スターリング):Angelina Jolie, Elle Fanning, Chiwetel Ejiofor, Sam Riley, Ed skrein, Imelda Staunton
このMaleficent: Mistress of Evilは映画「Maleficent」の続編です。
もともとこのMaleficentは「眠れる森の美女」を題材にして物語。
主人公を悪役のマレフィセントにした物語です。
ちなみにMaleficentは「邪悪な、悪意のある、有害な」を意味する形容詞なのですが、「眠れる森の美女」では悪い魔女のキャラクター名になっているんですね〜。
今回はその魔女の「Maleficent」の物語では、眠れる森の美女は王子様のキスではなく、このMaleficentのキスによって目覚めるという真実の愛を表現したお話でした。
続編のMistress of Evilは、眠れる森の美女であるオーロラ姫が結婚するまでの話を描いています。
オーロラ姫はこの結婚に妖精界と人間界の統合を願っているのですが、そこには色々な問題が起こります。
オーロラ姫に結婚を申し込んだフィリップ王子は自身の両親にオーロラ姫を紹介するため、マレフィセントをオーロラ姫を城に食事に招待するのですが、そこで問題が!
フィリップ王子の母Queen Ingrithとマレフィセントが口論となってしまい、King Johnが眠りについてしまいます。
皆、マレフィセントの仕業と思っているのですが、実は。。。
オーロラ姫はQueen Ingrithに騙され閉じ込められられているうちに、オーロラ姫の結婚式と称して教会に集められた妖精たちをQueen Ingrithは殺そうとするのです。
それを怒ったマレフィセントをはじめとする仲間達が人間界と戦い。。。
悪はどちらなのかを考えさせられる物語です。
映画での戦いシーンは、ただの戦争映画のように私には見えてしまい少々げんなり。
閉じ込めてガスが流される教会からガス室を思い出されたり、マレフィセントを始め妖精達を撃ち殺す場面などは戦闘機を撃ち落とすように見えてなりませんでした。
ディズニー映画でこんなことを見せていいのかと隣に座っている子供達を心配してしまいました。
人間界と妖精達の戦いは何も生まないただの戦争。
戦争によって一番損をするのは何もしていない一般市民(この場合は妖精達も)だな〜と子供達がそれを自覚して成長してくれればいいな〜などと私にとっても考えさせられる映画になりました。
そして、1959年の「眠れる森の美女」では悪者だったマレフィセントですが、2014年の前作ではオーロラの父親に捨てられた実は優しい女、今作では完全に悪役ではなくなっているのが面白い点だ思います。
(出典:Maleficent – Official Trailer)
まとめ
映画としては映像も綺麗で、最初の部分など3Dのように見えてとても楽しめました。
内容がフェアリーテールから随分とかけ離れていってしまったところが残念だったと思います。
最後は人間界と妖精界の統合を果たし仲良く終わる。。。という無理やり感もちょっと違和感があったように感じます。
でも、人それぞれの見方があるものなので、きっと違う見方もする方もいるのだろうな〜と思います。
もし、ご興味がる方は見にいってみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。