マチュピチュ遺跡! あ〜神秘的〜!行き方、見学方法!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
ペルーに入って6日目、ついに念願のマチュピチュ遺跡に来ることができました!
お天気にも恵まれ最高。
旅行会社のパンフレットでよく見たこの景色を自分のカメラに収めることも出来、涙、涙です。
今回はペルーのマチュピチュ遺跡をご紹介したいと思います。
(その他のマチュピチュの記事はこちら
→必見マチュピチュ遺跡!クスコからインカ電車マチュピチュトレインで行く方法!
→ワイナピチュ(マチュピチュ遺跡のお隣の山)が絶対オススメの3つの訳)
Contents
- 1 マチュピチュ遺跡にはどう行く?
- 2 マチュピチュ遺跡への入り方
- 3 マチュピチュ遺跡にはどうやって入るの?
- 4 いよいよマチュピチュ遺跡へ!!
- 5 マチュピチュ遺跡の地図
- 6 実際のマチュピチュ遺跡はどうなっているの?
- 6.1 1. Main Gate (ゲート)
- 6.2 2. Sun Temple (太陽の神殿)
- 6.3 3. House of the Inka (プリンセスの寝室)
- 6.4 4. Water Fountains(儀式用噴水)
- 6.5 5. Granitic Chaos(石切り場)
- 6.6 6. Sacred Plaza (主神殿)
- 6.7 7. Intiwatana Pyramid(インティワタナ)
- 6.8 8. Sacred Rock(聖なる岩)
- 6.9 9. Three Gates(3ゲート)
- 6.10 10. Water Mirrors(水でできた鏡)
- 6.11 11. Condor Temple(コンドルの神殿)
- 6.12 12. Hose of Guradians(見張り小屋)
- 6.13 13. Temple of the Three Windows(3つの窓の神殿)
- 7 マチュピチュ遺跡の観光
- 8 まとめ
マチュピチュ遺跡にはどう行く?
私が滞在していたクスコからマチュピチュ遺跡への行く方法は、
- インカトレイルで歩いて行く
- マチュピチュトレインで行く
の方法があります。
私は体力の温存と時間の節約のためマチュピチュトレインを使っていきました。
クスコからマチュピチュトレインの旅は快適で、車窓からの景色を楽しんだり、マチュピチュトレインで出て来る食事や飲み物まで楽しみました。
Poroy train stationからマチュピチュへ向けて午前6時前の電車に乗ったので、電車の中で朝日も昼ことが出来ました。
そして、ちょうど満月の時で、
月も見えるというとても神秘的な景色も楽しめました。
電車の中でサーブされるInca Railの軽食も楽しみの一つ!
軽食と朝ごはんが出たので、もし乗られたら楽しんでみてくださいね!
(マチュピチュトレインについてはこちらで書かせていただいてます。
→必見マチュピチュ遺跡!クスコからインカ電車マチュピチュトレインで行く方法!)
3時間列車の旅を楽しむとマチュピチュ駅に着きます。
標高2430mの山の中なんですよ〜。
麓の街からバスでマチュピチュ遺跡に向かいます。
駅そばの川沿いの街からバスが出ているのでそれに乗ります。
バスを待つ人はすごい人ですが、バスは次から次へと来るので長くても進みは早いので心配いりません。
ドライブはバスがすれ違う時は、ギリギリの道幅で、運転手さんに命を預けているスリル感が一つのアトラクションのように感じたのは私だけでしょうか。。。(笑)
約30分、そんな山道をドライブしてマチュピチュ遺跡到着!
マチュピチュ遺跡への入り方
バスを降りるとマチュピチュ遺跡はもうすぐ。
でも、遺跡の中にはトイレがないので、入る前にトイレに行きましょう。
トイレにはお金(2ソル)が必要で、入り口の係の人に支払ってから入ります。
トイレそばには、マチュピチュのスタンプがあるので、記念に押しておくのもいいですね。
この時は朝早くだったので空いていましたが、日中にもなるとこのスタンプコーナーにもすごい長い列ができるので、空いていたら是非先に押しておくのがオススメです。
いい記念になります!
マチュピチュ遺跡にはどうやって入るの?
トイレやスタンプを押したら、いよいよマチュピチュに入場です。
バス停から階段を登った場所に入り口があり、そこでチケットとパスポートを見せて入場します。
マチュピチュには持ち込めるカバンの大きさが決まっているので注意が必要です。
バッグの大きさは
重さ : 0.5kg / 11lb
大きさ : 62 inches / 157cm (tall + long + wide)
以内になっているので気をつけてくださいね!
もし大きなカバンや、必要ない荷物を持っていたら、入り口を入って左にある小屋に預けることができるので安心です。
いよいよマチュピチュ遺跡へ!!
入り口を入ると後は道なりに進むだけ。
マチュピチュ遺跡は一方通行になっていて、順路がだいたいではありますが決まっています。
地元のガイドさんが一緒について行ってくれたので彼の後ろから進みました。
早速、ガイドブックに乗っていた「見張り小屋」が出てきました!
そこからかなり急な山道を登ると
ありました〜!!!
見慣れた景色。。。といっても、今までは写真でしか見たことがなかった景色が目の前にあり、感動です!
お天気にも最高に恵まれ、はっきりくっきりマチュピチュ遺跡が一望できます!
山の上なので、霧がかかる時もあるそうですが、それはそれで素敵な景色だそうですよ〜。
写真を撮っている人がたくさんいます〜!
私ももれなく写真を撮って、いよいよ遺跡の中を探検です。
マチュピチュ遺跡の地図
遺跡の中を探検する前に地図で場所確認をしておきますね。
これは、マチュピチュ遺跡でもらってきた地図です。
この地図は、マチュピチュ遺跡に入ってすぐの荷物を預けるところで「ください」と言った人にだけもらえるようなので、必要な人はもらってみてくださいね。
地図には番号が書かれていて解説が英語とスペインで載っていますよ。
もらってきた地図と日本語の地図を合わせて比べて見てみましょう。
もらってきた地図は上空写真になっています。
写真が下の日本語の地図と逆なので見やすいように逆さまにしてみました。
- Main Gate (ゲート)
- Sun Temple (太陽の神殿)
- House of the Inka (プリンセスの寝室)
- Water Fountains(儀式用噴水)
- Granitic Chaos(石切り場)
- Sacred Plaza (主神殿)
- Intiwatana Pyramid(インティワタナ)
- Sacred Rock(聖なる岩)
- Three Gates(3つのゲート)
- Water Mirrors(水でできた鏡)
- Condor Temple(コンドルの神殿)
- Hose of Guradians(見張り小屋)
-
Temple of the Three Windows(3つの窓の神殿)
これらの中でもインカの人たちが大切になっている場所が何箇所かあります。
それがわかるのは、石の積み方が違うからなのです。
インカでは大切な場所には、時間をかけて石を削りインカ独特の積み方をしています。
このマチュピチュ遺跡でも石の積み方を見ては、大切な場所だったかを判断できるんです。
その石の積み方とは。。。
インカ独特の”カミソリの刃1枚通らないほど精密な石づみ”でできている場所です。
この工法は、このマチュピチュだけでなく、クスコなどでも見られる工法です。
あまりの精巧さに、宇宙人の仕業とも言われていましたが、現在では石を道具にして丹念に、そして精巧に削って作り上げた工法が随分とわかって来ているようです。
実際のマチュピチュ遺跡はどうなっているの?
地図で場所が確認できたところで、写真を使ってご紹介します。
1. Main Gate (ゲート)
ここはマチュピチュ遺跡に入るゲート。
台形の形をしているのは、インカの特徴です。
遺跡を守る意味も含めてしっかりとインカの最高工法で石が積み上げられているのがわかります。
下の写真は、ゲートから中に入って右側に見える石済みです。
ここは、一般市民が住んでいた都市部に当たる場所です。
石の積み方が全然違うのが見てわかると思います。
2. Sun Temple (太陽の神殿)
太陽の神殿は、この遺跡の中で唯一の半円形をしている建物です。
ここには窓が二つあって、右側の窓(上の写真で見えている)は夏至の時に太陽の光が真正面に入って来ます。
同様にもう一つの左側にある窓(下の写真では見えている)は冬至の時に太陽の光が真正面に入って来るのです。
石の形もこの神殿の部分は綺麗に削られているものが使われているのもわかりませうね。
太陽がとても大切に敬われていた事がこの建物からもわかります。
3. House of the Inka (プリンセスの寝室)
この建物だけ、石が綺麗に削られて隙間なく綺麗に建てられているのがわかると思います。
そのことから、一般庶民の家ではなく、格の高い人(プリンセスなど)が住んでいた家とされています。
全体から見ても、太陽の神殿の隣に位置しているのがわかります。
4. Water Fountains(儀式用噴水)
遺跡内には16もの水が流れ出る場所があります。
噴水はどれも似ているけれども、各々特徴があるようです。
太陽の神殿側にあるものは儀式用に使われていた噴水だと言われています。
水路も通っていて、地面には細い水の通る水があります。
5. Granitic Chaos(石切り場)
マチュピチュ遺跡の石切場は、この遺跡で一番その当時のことを思い浮かべることのできる場所ではないでしょうか?
というのは、ここの遺跡にある削られた石とは比べ物にならないくらいの大きな石がゴロゴロと転がっているのです。
ここで遺跡に使う石を作っていたんですね〜。
そのことから見ると、この遺跡はまだ完成していなく、この石切場で作業されていたということが想像されますよね。
この遺跡で使われた石は花崗岩で、ここから切り出された石だと言われているようです。
6. Sacred Plaza (主神殿)
マチュピチュ遺跡の中でもとても重要な神殿。
下の写真でもわかるように、主神殿は、3つの窓の神殿の隣、広場にも面しています。
さらにとてもマチュピチュ遺跡の中で一番高い位置にあり、最も重要な場所だと言われているインティワタナのすぐ下に位置しています。
地震でも崩れないと言われるインカの石積みですが、ここは地盤がずれたか、水が湧き出たかなどの理由で右側が崩れてしまったようです。
壁を作っている石は全て四角形。
神殿に使われているものは四角形とのことで、ここが神殿だとわかるのだそうです。
壁には17個の台形の窪みがあります。
これはニッチと呼ばれ、真相ははっきりしてないようですが、棚として使われていたようで、ミイラが置かれたのではないかということです。
7. Intiwatana Pyramid(インティワタナ)
マチュピチュ遺跡で一番高い位置にあるこのインティワタナ。
インカの公用語ケチェン語が話せるガイドさんによると、インティワタナはインカ後で「太陽(インティ)+結ぶ、繋ぐ(ワタナ)」ということらしく「太陽をつなぎとめる場所」という意味の場所だそうです。
石の高さは1.8mあり、上部は台形をした石が突き出ています。
この石柱の四つの角は、東西南北に対応しているそうで、対角線上を冬至の太陽が通るということなので、本当に計算されて作られていることがわかります。
この場所は、太陽暦を決める場所とも言われていますが、生贄の儀式に使われたとも言われています。
マチュピチュ遺跡は遺跡自体、パワースポットと言われていますが、このインティワタナは、マチュピチュ遺跡の中でも一番のパワーポイントとされています。
朝日を受けて神々しいこの石柱に手をかざしてパワーをチャージしてきました〜!
ガイドさんの話によると、以前、映画撮影でこの場所が使われたそうで、その時に誤って機材がこの石柱にあたり角が欠けてしまったとか。。。
それ以来、石柱には直接触らないようにロープが貼られているということです。
でも、近くに行けばパワーは絶大。
是非、パワーを浴びてきてくださいね!
それから、実は、私がマチュピチュに行った時、インティワタナに登ろうとしたのですが、階段のところにロープが張ってあり、この石柱を見ることができず。
幸い、私は次の日にワイナピチュ山に登るので、朝6時からマチュピチュに入り、このインティワタナに入れる午前7時を待って入ることができました。
マチュピチュの遺跡は、場所によって時間を制限しているので、見に行く時には、注意してくださいね。
(私が行った日は、インティワタナは午後1時でしまっていました)
8. Sacred Rock(聖なる岩)
聖なる岩。
一枚岩でできていて、後ろの山と同じような形になっているのが特徴です。
このマチュピチュでは、この聖なる岩同様、インティワタナなどに遠くに見える山と同じ形に削った石を置き、それを敬う事で、守られると信じていたようですよ。
ちょうどインティワタナに登った時、朝日をここから拝めました。
手前の石の形が後ろの山の形と似ているのがよくわかりますよね。
これもインカの人たちが作り上げた芸術なんですね。
9. Three Gates(3ゲート)
この部屋のグループは、高い位の人が住んでいたとされる住宅です。
台形の戸口を持っているのが特徴です。
石を見ても位が高いのがわかりますね。
10. Water Mirrors(水でできた鏡)
発見された当初は、ジャガイモやコーンを挽くための道具と考えられましたが、その後、もっとスピリチュアルなものに使われたのではないかと言われるようになりました。
それは、綺麗な水をこの中にはり、空を見ると言うこと。
天体観測で、星を写して観察したのでは。。。とも言われています。
11. Condor Temple(コンドルの神殿)
コンドルの神殿。
顔が地面にあり、壁の側面に羽があるんですよ。
コンドルはインカでは尊い生き物。
なぜならインカの世界感は3つの世界で成り立っていると言われています。
- 天上の世界=コンドル
- 地上の世界=ピューマ
- 地下の世界=ヘビ
マチュピチュ遺跡は上空から見るとコンドルの形をしていると言われていますよ。
(ちなみにクスコの街はピューマの形をしていて、オリャンタイタンボ遺跡はラマの形をしていると言われています。)
12. Hose of Guradians(見張り小屋)
マチュピチュ遺跡に入って一番はじめに目にする建物です。
インカ時代、敵から守るためにこの見張り小屋が作られました。
ここからマチュピチュ遺跡を360度見晴らせる高い場所に位置しています。
遺跡には、現在は屋根をつけていないものがほとんどですが、この見張り小屋には屋根があります。
屋根はインカ時代に使われていただろう高地に生えているイチュと言う稲科の植物が使われているんですよ。
13. Temple of the Three Windows(3つの窓の神殿)
この部屋には3つの窓があります。
この窓は夏至の日の日の出の太陽がこの窓に差し込むようになっているそうです。
そして、窓の正面にある石はチャカナと呼ばれインカの世界観のシンボルでもあるインカ十字を示しています。
私が見たのは8月半ばの、日の出。
チャカナの石の影は傾いていましたが、夏至の日は真後ろに来るそうです。
ガイドさんが夏至の日のチャカナの写真を持っていたので見せてくれました。
夏至でなくてもここから朝日を見れたのは感動ものでしたが、夏至だとより一層感動し、パワーももらえるのかもしれませんね。
マチュピチュ遺跡の観光
マチュピチュ遺跡には観光客が毎日四千人くらい来るそうです。
大混雑するので、基本的に一方通行に順路が作られていて、後戻りはできないようになっています。
道を歩いていると、ラマが歩いてきました〜。
マチュピチュ遺跡でラマが飼われていると聞いてはいたけど、仲間とはぐれてお散歩中なのですかね。。。
上で書いた主要なものを見ながら、そこに付随するものを見ていくのがいいですね〜。
例えば3つの窓の神殿側にある日時計も見ものの一つですね。
段々畑を眺めたり。。。
一日中いても見切れないマチュピチュ遺跡。
できれば下調べして十分楽しんで来たい場所ですよね。
まとめ
500年前の空中都市マチュピチュ遺跡。
こんな山奥に大量の石が使われていることも驚きます。
見るもの全てが感動ものです。
思い切ってペルーまで来て本当によかったです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!