NYで車の免許の取る!何が必要?筆記や路上試験はどんな?
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
アメリカはよく車社会と言われます。
アメリカに赴任して郊外に住むなら、まず一番必要なのは「車」と言っても言い過ぎではないくらい車はとても大切ですよね。
土地が日本に比べると広いので、どこに行くにも車。
車がないと生活できないからなんですね〜。
私もアメリカに住んで、確かに車は、買い物にも、子供の習い事の送り迎えにも、欠かせないものだという事を痛感します。
そして、何と言っても、アメリカに来たばかりで忙しいし、わからないことだらけだし。。。
私も、子供の学校の新しく始まる学校のこと、引越しの荷物のこと、日常生活もまだしっかりできていない中、車の免許のことを調べて取りに行くなんて無理ーと半泣き状態でした!
そこで、そんな方のために、私がアメリカNYで免許を取った時の事をご紹介したいと思います。
私のように半泣き状態のどなたかのお役に立てればと思いま〜す。
(2018年現在で書いています。自分で行かれる時は、念のため、最新のものをチェックしてから行ってくださいね。)
Contents
運転免許の取り方
運転免許の取り方は、
- 必要書類を取揃える
- 筆記試験を受けに行く(視力検査含む)
- 5時間講習を受ける
- 路上テストの予約を入れる
- 路上テスト
という流れです。
1つづつ説明すると。。。
1. 必要書類. 資格を取揃える
運転免許を受けに行くのには、色々と必要なものがあります。
まず、何と言っても、点数。
色々な証明書には点数決められていて、合計7点になっていないと受けに行くことができません。
その色々な証明書とは、パスポートであったり、ソーシャルセキュリティー番号であったりするので、自分がどの証明書で7点を揃えられるか確認しましょう。
この必要書類の点数については 後で説明する運転免許には必要なID書類ってなに?を参照ください。
2. 筆記試験を受けに行く(視力検査含む)
日本とは随分違って、必要書類さえあれば、筆記試験を受けに行くところから始まるんです。
日本では、免許を取るのには、教習所でいくつもの授業を受けて、そして最後に筆記試験という流れだったかと思います。
(日本で免許を取ったのは随分前のことなので、多少違うかもしれませんが、少なくとも私が取った時はそうでした。)
でも、こちらでは、家で自主勉強をして、そして、自分でしっかり勉強できたなと思ったところで、筆記試験を受けにいきます。
筆記テストに持って行くもの
- 申請書 (MVー44:ウェブサイトでもダウンロードできますし、試験会場(DMV)でもおいてあります)
(こちらからダウンロードできます→MV – 44) - 申請費用
- ID類 (後ほど説明しますが、テストを受けるにあたり資格が必要なので、そのIDの必要書類が必要です)
(IDの確認はこちらからできます。Know what to bring to the DMVを参照
→ Get Learner’s Permit) - 筆記用具
- メガネ、コンタクト(テストと同時に視力検査も受けることになっているので、目の悪い方はコンタクトやメガネを忘れずに持って行ってくださいね。)
筆記テストでは、免許に載る証明写真も撮られてしまうので、身だしなみをきちんとして行った方がいいですよ。
私は、そんことを知らず、大雪の中、ボサボサの頭で行ってしまい、IDとして免許を見せる時、いつも恥ずかしい思いをしています。。。
是非、そんなことのないように注意してくださいね。
勉強の仕方
勉強の仕方ですが、サイトで色々と過去問題を取り上げているものがあります。
また、NYに住むなら買っている人が多い「ニューヨーク便利帳」にも問題が載っています。
それをひたすらやりましょう。
テスト会場では、過去問題とほぼ同じものが出るので、どれだけ見たことのあるテストかが合格の鍵となるでしょう。
ただ、日本のテストと同様にひっかけ問題がたくさんあるので、その辺りに注意をしたほうがいいですね。
でも、しっかりと過去問題をやっていれば、それほど難しくもありませんよ。
また、テストは日本語でも受けられます。
テスト会場にもより、大きなテスト会場では、各国の言葉の筆記試験が用意してあり、自分で好きな国のものを選ぶことができます。
日本語で受けたい場合は、受けに行く会場が、日本語で受けられるのかを確認しておいたほうがいいでしょう。
と言っても、日本語のテスト問題は、誰が訳したのかかなり日本語の理解に苦しむものもあるので、英語が得意な方は英語の方がわかりやすいかもしれません。
問題は全部で20問。
そのうち70%である14問できれば合格です。
日本だと100点満点中90点取らないと合格にならなかったはずなので、それに比べたらかなり簡単かと思います。
テストはどこで受けるの?
DMV(Department of Motor Vehiclesの略)という車両管理局で受けられます。
大きいDMVもあれば、小さいDMVもあり、その場所によって、テストの言語の選択できるか決まってくるので、日本語で受けたい場合は、受けられるか確認をしてからいきましょう。
(英語で受けたい場合は、どこのDMVにも試験はあるので大丈夫です)
私の住んでいるあたりのNYでいうと、2018年現在で
マンハッタンに4箇所
ブルックリンに1箇所
クイーンズに1箇所
ウエストチェスター地区に3箇所
ナッソー地区に3箇所
あります。
ご自分でどこにいきたいかを調べて受けに行ってくださいね。
ちなみに平日しかやっていないので、気をつけてくださいね。
DMVの検索はこちらから(郵便番号を入れると最寄りのDMVを検索できます)→Find a DMV Office near you
3. 5時間講習を受ける
筆記テストが受かるとラーナーズ パーミットが郵送で送られて来ます。
このラーナーズ パーミットが来たら運転の練習が一般道でできます。
ただし、ラーナーズ パーミットのうちは、米国の運転免許を持っている、21歳以上の人一緒に乗っている車で練習をしなくてはいけないので注意しましょう。
そして、路上テストを受ける前に、5時間講習を受けましょう。
5時間講習は、州認定の自動車学校が受けることができます。
私は、赴任2回目なのですが、1回目の時は、英語が苦手だったので、日系の自動車学校の5時間講習を日本語で受けました。
でも2回目の時は、家の近所の英語で行われる自動車学校の5時間講習で受けました。
内容はだいたい同じなので、自分の好きな言語を選べばいいですね。
4. 路上テストの予約を入れる
5時間講習が終わったら、いつでも路上テストを受けに行くことができます。
個人でも予約できますし、自動車学校でも予約をしてくれます。
私は、2回とも自動車学校経由で5時間講習の終了時に予約をしてもらいました。
5. 路上テスト
路上テストは混んでいるので、申し込んでから結構時間がかかります。
確か1ヶ月後や2ヶ月後ということも当たり前なので、焦らず、そのテストの日まで、ラーナーズ パーミットで運転を練習しておきましょう。
私は、日本で国際免許を取って持って来ていたので、ラーナーズ パーミットのうちは、その国際免許を使って運転していました。
路上テストを受けに行く当日、多くの自動車教習所で、1時間練習とか30分練習などを有料で設けています。
試験のポイント、縦列駐車、3ポイントターンなど、路上テストででる項目を詳しくプロの目で教えてくれるので、受けとくととてもたまになりますよ。
もちろん、私は2回とも途上テストの前には、直前練習を入れ、無事受かることができました!
運転免許には必要なID書類ってなに?
運転免許を受けに行くのには、テストを受けるにあたり資格が必要なので、そのIDの必要書類が必要です。
書類には下記のような点数が決まっていて、合計で7点以上にならないと筆記テストを受けることができません。
書類には全て申請者の名前が必要になってくるので、手続きの時には自分の名前が入っているように注意しましょう。
書類は、コピーでは受け付けてくれないので、ご注意くださいね。
セレクション-1 (このセクションから3点以上)
ノン・ドライバーIDカード 6点
申請者が21歳以下の場合、フォームMV-45 4点
(申請者が21歳以下で、IDがそろわない場合、申請者の保護者が申請者のIDを保証とするというフォーム)
米国パスポート 4点
米国以外のパスポート(有効なビザ、I-94つき)またはグリーンカード 3点
INS/DHS発行の有効なEmployment Authorization Card (I-688BまたはI-766) 3点
セレクション-2 (このセクションから4点以上)
NY州の自動車/船舶登録証 2点
NY州外発行の米国運転免許証(有効なもの、あるいは有効期限が切れてから1年以内) 2点
ハイスクールID(リポートカード付き) 2点
カレッジID(写真とトランスクリプト付き) 2点
米国の結婚証明/離婚証明、裁判所発行の氏名変更証明 2点
ソーシャル・セキュリティー・カード 2点
給与明細“Pay Stub”(コンピューターでプリントされたものに限る) 1点
US Supermarket Check Cashing Card(サイン入り) 1点
US Health Insurance Card/Prescription Card 1点
US Life Insurance Policy 1点
US 公共料金の請求書(住所が記載されているもの) 1点
以下のUS銀行発行書類のうち1点 1点
- バンクステートメント
- 支払い済みチェック(名前が印刷されているもの)
- ATMカード(サイン入り)
- 有効なクレジットカード
Lerner’s permitを取るための書類についてはこちら→Get a lerner’s permit
そちらサイトからIDの確認ができます。
自分にあった項目にVチェックを入れ、点数が満たされると先に進める形になっているので、わかりやすくていいと思います。
合計7点以上になるようにIDを準備してから筆記試験を受けに行ってくださいね〜。
色々な手続き必要書類などに全般についての詳しくはDMVのホームページを直接確認されるのが一番かと思います。
DMVのホームページはこちら→Department of Motor Vehicles
高校生の運転免許事情
アメリカでは、高校生も運転をしています。
学校に行くのも車で自分で運転して行く子も多くいます。
高校の駐車場には、高校生たちの車で溢れかえっているんです。
日本とは随分と違うのでびっくりですよね。
高校生も基本、車の免許取得は同じ流れですが、筆記テストから路上テストまでは6ヶ月以上あけなくてはいけないので注意が必要ですね。
それと免許を取った後でも、18歳以下なら、色々と細かくルールがあるので、気をつけたほうがいいでしょう。
まとめ
アメリカでは必需品の車の免許。
赴任などでアメリカに引っ越して来たら、まず必要になってきますね。
是非、早めに取れるといいですね。
ただ、住む場所にもより、免許の必要度も変わって来ます。
今、私が住んでいるのは、アメリカの郊外なので車がなくては生活できないエリアですが、例えばマンハッタンのように観光客が多く訪れるようなところでは、車がなくとも、地下鉄やバスなどがとても整備されているエリアもあります。
つまり、アメリカでも、車は郊外型の生活に必要という事ですね。
まず、生活する場所を自分にあったところを見つけ、その上で免許が必要なら取ればいいとうことですね。
(車を持つかどうかについて考えている方はこちら→アメリカ NYの生活いろいろ 車にかかる費用っていくら位?)
(車を運転するようになったら注意することはこちら→アメリカで運転する時、知っておくべき違い7つと注意点6つ!)
最後まで読んでくださり、ありがとうござました。