NYで映画鑑賞 「JoJo Rabbit」(ネタバレあり)
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JoJo Rabbitってどんな映画?
(出典:Jojo Rabbit’ Review: Taika Waititi’s Nazi Satire Is a Charming Muddle of Good Intentions)
監督 (ディレクター): Taika Waititi
製作 (プロデュース) : Carthew Neal、Taika Waititi、Chelsea Winstanley
脚本 (スクリーンライター):Taika Waititi (原本:Caging Skies by Christine Leunens)
出演者 (スターリング):Roman Griffin Davis、Thomasin McKenzie、Taika Waititi、Rebel Wilson、Stephen Merchant、Alfie Allen、Sam Rockwell、Scarlett Johansson
話は、第2次世界大戦中のドイツ。
そんな中でのドイツ人の男の子ジョジョの心の葛藤、そして成長を描いている作品です。
母子家庭で心優しいジョジョ。
ドイツのために強くなろうとするのですがなかなかできず、その度にアドルフ ヒトラーが心の友としていつも現れます。
ヒトラーは、ジョジョを励ましてくれる存在で、何かあると助言してくれるのです。
そして、ある日、家の2階から物音がするのを聞いてしまいます。
実は母親は反ナチスの考えを持っており、屋根裏にユダヤ人の少女をかくまっていたのです。
この時代、ユダヤ人はドイツ軍に収容され殺されていたのです。
そしてユダヤ人をかくまっているドイツ人にも重い罪が課せられます。
そのことを知ったジョジョは困惑します。
でもジョジョは、そのユダヤ人の少女と話をするうちに今まで心の友だったヒトラーのナショナリズムへの考えに疑問を持ち始めるのです。
内容的にとても難しいナチスの話を、ビートルズの曲にのせ、コミカルにスタートさせるこの映画。
ヒトラーの人気はまるでビートルズと同じような熱狂的なものに照らし合わせて表現しているようでした。
そして、なんの疑問も持たず戦争で人を殺すことを怖いとも思わず育っていく子供達。
人間として普通の感情をもつジョジョは弱虫扱いされ、いじめられてしまうのです。
戦争は、世の中全体を間違った方向に進めてしまい、人間は流されてしまうもの、そして間違っていることすら気づかず、正しいと思ってしまう恐ろしいものだということに気付かされます。
ジョジョという子供目線からの戦争、そして悪とは何かを考えさせられる映画でした。
監督のTaika Waititi自らがヒトラー役をやっているのもあり、脇役でありながらも迫力があり、それでいてコミカルに仕上がっているのは監督の思いがあるのだろうな〜と思わされます。
(出典:Jojo Rabbit – Official Trailer)
まとめ
アカデミー賞の作品賞にノミネートされているジョジョラビット。
日本での公開も始まりましたね。
戦争映画をどのようにコメディタッチにしているのか個人的にとても興味があったのですが、素晴らしい形でまとめていたように思います。
そして、登場人物の愛や伝えたいメッセージもとても伝わりとてもいい映画だったなと,,,。
ご興味のある方は是非足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。