Japan Rail Passってなに、なに?使えるの?お得なの?
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
「Japan Rail Pass」ってご存知ですか?
アメリカに住んでいると「Japan Rail Pass」というものを耳にすることもよくあるんです。
一体なんなのでしょうか?
誰でも使えるの?それとも特定の人だけが使えるの?
前回の一時帰国で、一緒に行った方が購入し使ってきたのでご紹介します。
Contents
Japan Rail Pass とは?
このJapan Rail Pass(ジャパンレイルパス)とは、
外国から日本に訪れる方だけが購入できるJRが提供している電車やバスに乗れる切符のこと
です。
JRなら日本全国の鉄道やJRバスにのれ、日本中をお得に旅できる優れたチケットなのです。
ただし、東海道新幹線のぞみにのれなかったり山陽九州新幹線みずほにのれないなどの条件があるので注意は必要ですがそれでも旅行をする方にとってはとてもお得なチケットと言えるでしょうね。
前回日本に一時帰国したとき、Japan Rail Passを使える資格のある人が一緒だったので、話を聞いてみると、とてもお得に電車に乗ることができ喜んでいました。
彼は、京都や大阪、広島という東京からは遠く離れた場所にJapan Rail Pass で旅行し、東京近郊でもこの切符を使って観光もすることができました。
しかもJR間は、個別の切符購入やスイカなどへの料金追加などの手間もいらないので、よく知らない国の駅で、時間を取られずにスムーズに電車に乗ることができたそうです。
このように、Japan Rail Passは日本以外に住む旅行客に、とても優しいお得な切符となっているんですね。
Japan Rail Passを使えるのは誰?
このJapan Rail Pass、誰でも使えるというわけではありません。
先ほども書きましたが、このJapan Rail Passは外国から日本に訪れる方だけが購入できる切符なので、それに該当する人のみが購入できます。
では、外国から日本に訪れる方とはどんな人なのでしょうか?
それは
- 外国人旅行客 (日本以外のパスポート保有者)
- 海外在住の日本人 (条件付き)
なんです。
1番の日本以外のパスポート保有者というのは、わかりやすいですね(この場合2重国籍も含みます。)
では、2番の海外在住の日本人(条件付き)というのは、海外に住んでいるどんな日本人に該当するのでしょうか?
この条件は何か、今回調べてわかったのでご紹介します。
海外在住の日本人のうちJapan Rail Passを使える人の条件
この条件は、
日本国の旅券のもので、在留期間が連続して10年以上であることを確認できる書類を持っている人
のみが購入できる切符なんです。
つまり、
- 日本のパスポートを持っている方でも、海外に住んでいる期間が10年以上の者
- Japan Rail Passの引換証の購入時に10年以上在留期間があるという在外公館が発行する「在留届の写し」や「在留証明」を保有する者
(10年に満たない12歳未満のお子さんも同居の確認ができ、かつ一緒に使用の場合のみ購入可)
が購入でき日本で使用できるということですね。
詳しくはこちら→Japan Rail Passを使える人の条件
Japan Rail Passの種類は?買い方は?
Japan Rail Passの種類
普通車専用とグリーン車専用
7日間、14日間、21日間
大人料金と子供料金
の区別があり、それによって料金が決まってきます。
購入を決めたら、自分でJapan Rail Passを購入できるサイトにアクセスしてそこで購入できます。
又は旅行会社に頼んで購入することもできるので自分にとって簡単な方を選ぶといいですね。(手数料、送料などで高くなる場合があります。)
私のオススメは、日本の楽天グループの会社であるVoyaginです。
このVoyaginは、日本国内外の体験ツアーやチケット手配、レストラン予約など、旅行客にとってはとても便利で快適な旅をアシストしてくれる会社なんです。
Voyaginのサイト
JR Pass – 7, 14, or 21 Days Unlimited Rail Travel in Japan
を参照してみてくださいね。
購入方法
ここでは、とある旅行会社のサイトの方法を例として説明します。
1. アカウントを作成する (使用したことがある方はeメールとパスワードでログイン)
2. 購入チケットの希望枚数を入力する
3. 購入数全ての情報を入力する。その際パスポートと同じ名前で購入しないと日本で使えないので要注意。
4.購入から1週間程度で自宅に届く(又は旅行会社などに取りに行くことも可能)
料金はチケットを販売している会社や為替レートによって変動するので、購入の際は確認をした方がいいですね。
先ほどご紹介したVoyaginは日本円での購入になります。
少し割高になるかもしれませんが、「いつでもどこでも日本語でサポートします」と書いてある点が嬉しいですよね。
参考のためにVoyaginの料金とある会社の外貨建ての料金を記入しておきますね。
グリーン車 | 普通車 | |||
大人 | 子供 | 大人 | 子供 | |
7日間 | ¥39,600 | ー | ¥29,650 | ー |
14日間 | ¥64.120 | ー | ¥47,250 | ー |
21日間 | ¥83,390 | ー | ¥60,450 | ー |
(料金はある旅行会社の2019年10月現在の価格です。子供料金については別途お問い合わせください。)
ある会社の料金
グリーン車 | 普通車 | |||
大人 | 子供 | 大人 | 子供 | |
7日間 | $349 | $175 | $261 | $131 |
14日間 | $564 | $282 | $416 | $208 |
21日間 | $733 | $367 | $532 | $266 |
(料金はある旅行会社の2019年3月現在の価格です。)
Japan Rail Passの使い方
使い方と注意点をご紹介します。
1. チケットを外国で購入したら、その引換券を日本に持って行きましょう。
引換は3ヶ月以内しかできないので、購入の際に旅行の日程を確認してから購入するように気をつけなくてはいけませんね。
例えば10/15日に発行されている場合は、1/14までに引換なけらばいけないということです。
2. 引換は、JRの駅の窓口でパスポートと一緒に引換ます。
(どの駅でも引き換えられるわけではないので注意が必要です。
*引換のできるJR駅はこちら→Japan Rail Pass引換箇所、販売箇所)
3. パスポートには日本に入国した日付のわかるスタンプが必要なので、必ず空港の入国の際に押してもらいましょう。
最近の空港では自動入国でスタンプが押されない場合があるので、その時は、近くにいる係員の方に押してもらうことを忘れないようにしましょう。
このスタンプがないと引換できませんので、十分に注意してくださいね。
2重国籍の方は必ず、海外のパスポートで日本に入国してください。
間違えて日本のパスポートで入国してしまうと引換できませんのでくれぐれもご注意を!
4. 引換たら、利用開始はパスを引換てから1ヶ月以内の好きな日を選んで使用しましょう。
一度引換たら、そこから購入期間連続で使用する形になります。
例えば1/14に引換、1/15から使用したなら、1/21までJRの交通機関に乗れるということになります。
使用する時は、自動改札ではなく、係りのいる窓口を通り、Japan Rail Pass を見せながら通過します。
今回の一時帰国で使った方の話では、身元を聞かれたことはなかったそうですが、改札窓口で身元を確認されることもあるようですので、パスポートなどの証明するものを携帯しておいた方が良いようです。
あとは、東海道新幹線のぞみにのれなかったり山陽九州新幹線みずほにのれない等を除けば、日本各地のJR線の電車やバスに乗り放題です。
指定席の予約もできますし、変更もできます。
もし、新幹線などで取っていた指定席の時間に間に合わず乗れなかった場合でも、又窓口で後に出発する新幹線の空いている指定席に変更する事もできます。
とても便利なパスと言えますね。
こちらに使用条件や引き換え行為以外の注意事項が書かれているので、参考にして見てくださいね。
詳しくはJapan Rail Passのホームページはこちら→Japan Rail Pass
まとめ
Japan Rail Passは、使用できる人は外国人旅行客 (日本以外のパスポート保有者)や10年以上海外在住の日本人 (条件付き)と限られてはいますが、使えればとても便利な切符だと思います。
外国人のお友達が日本にいらっしゃる時などにも教えてあげるととても喜ばれるでしょうね。
このパスは日本でも購入できるのですが、値段がグッと高くなってしまうので、できるだけ日本以外の国で購入して日本では引換だけにした方がお得です。
日本の旅をお得にできるJapan Rail Passの知識を持っておくと何かの時に役にたつかもしれませんね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。