アメリカでは郵便局でパスポートを取るって本当?【パスポート取得方法】
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
海外に行くのに必要なパスポート。
自分がそこの国民であることの証明にもなる大切な身分証明書でもありますね。
移民の国アメリカで生まれた赤ちゃんは、自動的にアメリカの市民権を取得し、パスポートも取得可能になります。
今日は、そんなアメリカでアメリカのパスポートの取り方をご紹介したいと思います。
Contents
16歳以下の子供がアメリカのパスポートを取る方法
アメリカではパスポート申請は
郵便局
で行われます。
郵便局といえば普通は郵便を扱うところ。
でも、アメリカでは郵便物以外にパスポートも扱っているんですね。
(アメリカの郵便局についてはこちら
→アメリカの郵便局ってどんなところ?【意外と簡単アメリカから手紙を出す方法】)
街の郵便局でできるので日本よりはパスポートを取得するのが少し手軽な感じですよね。
アメリカで生まれた赤ちゃん、そしてその子が大きくなって16歳までにアメリカでパスポートを取るためにはいくつか必要書類が必要になりますので、ご紹介します。
必要書類
- Form DS-11
(子供用のパスポートは5年用です。サインの部分は、郵便局員の前で行うので事前にサインしないこと) - アメリカ国民であるという証明:アメリカで生まれた時にもらう出生証明証(Birth Certificate)オリジナル
- アメリカ国民であるという証明のコピー:アメリカで生まれた時にもらう出生証明証(Birth Certificate)のコピー
- 親子関係の証明書:アメリカの出生証明証(Birth Certificate)で証明
他にも色々とありますが、アメリカで生まれた時にもらう出生証明証 – Birth Certificateが便利かと思います。 - 親の身分証明:アメリカで発行された運転免許証や有効期限内のパスポートなど
- 親の身分証明のコピー:運転免許証やパスポートなどのコピー
- パスポート申請者の親やガーディアン:子供と一緒に両親も出向く
もし、片親しか出向けない場合は、「DS-3053」に記入して提出の必要
詳しくはこちらの7番 - 写真:6ヶ月以内に撮影されたカラー写真
写真サイズは 2 x 2 inches (51 x 51 mm)
顔は顎から頭の上まで 25〜35 mm 以内
両目を開けた、自然な顔の写真、メガネ、帽子など無し
ヘッドフォン、ワイヤレスハンズフリーデバイスなど無し
民族衣装などではなく、普段着で
白、もしくはオフホワイトの背景 - 申請料:現金またはマネーオーダー
2019年6月時点の16歳以下の子供のパスポート申請料金、手数料は以下の通りです。
Passport Book【申請書類:DS-11】申請料($80)受付手数料($35)
Passport Card【申請書類:DS-11】申請料($15)受付手数料($35)
Passport Book & Card【申請書類:DS-11】申請料($95)受付手数料($35)
できるまでにだいたい2−3週間かかるようです。
でも、ご旅行を予定されている場合は、余裕を持って3-4週間前には手続きをしましょう。
注意すること
上にも記しましたが、子供のパスポートを取る時に注意しなくてはいけないことがいくつかあるのであげておきたいと思います。
- 必ず、申請者の両親が揃って郵便局(またはパスポート発行局)に出向く。
- 申請書のサインは、事前には記入せず、当日郵便局で郵便局員の前でサインする。
- 申請料はカードが使えない。
是非、注意して言ってくださいね。
英語ではありますが、以下のサイトで確認できますので、是非、事前に一読されるといいかと思います。
How to apply for passport/ Children under 16のサイトはこちら
日本の在日米国大使館・領事館でアメリカのパスポートをとる場合
日本にいる場合のアメリカのパスポートは通常3−4週間かかると言われています。
必要書類は
- 米国籍の証明
- 親子関係の証明(原本+コピー1部)
–アメリカの出生証明書-Birth Certificate
–大使館/領事館発行の出生証明書-Consular Report of Birth Abroad
–外国政府発行の出生証明書
–裁判所の縁組許可の審判書の謄本
–親権が明記された調停調書の謄本
証明書類は、全て原本のみ受付可能です。書類が日本語の場合は、英訳も提出してください。英訳のテンプレートも使用できます。 - ご両親の有効な身分証明書(原本+コピー1部)
- パスポート用写真1枚
背景は白のみ可、サイズは5㎝×5㎝、眼鏡着用不可 - 申請書DS-11
片面で印刷(オンライン申請書の記入方法について)
注意:社会保障番号をすでに取得されている場合は必ず番号を申請用紙にご記入ください。取得されてない場合は、こちらをご参照ください。 - ご返信用レターパック
ご自身の住所を記入の上、いずれかのレターパックを一通ご持参ください。
レターパックライト:360円、追跡サービス有り、受領印必要無し
レターパックプラス:510円、追跡サービス有り、受領印、または署名必要
ご住所がAPO/FPOの方は、ご自身の住所を記入の上、返送用封筒を一部ご持参ください。 - 申請料
在日米国大使館・領事館のサイトから確認ができます。
郵便で行うパスポート更新(大人16歳以上)方法
アメリカのパスポートの更新は、条件がありますが、それに当てはまれば郵送でできるんです。
その条件とは。。。
- 申請書と一緒に提出している
- 通常の消耗程度でダメージがない
- 現在持っているパスポートが、満16歳以降に発行された
- 現在持っているパスポートが、15年以内に発行された
- 現在持っているパスポートが、今と同じ名前で発行されている。
(ただし結婚届、離婚届、裁判所で発行された名前変更の判決書類、どれかをパスポート申請書類と一緒に提出すれば、パスポートの名前を変更することができる)
上記全てが満たされていた場合は郵便で更新できます。
- 申請書 DS-82(1ページ目に署名)
- パスポート(一番直近に発行されたパスポート)
- もし名前が変わっていたらcertified copy of the legal name change(名前変更)の書類
- パスポート用写真1枚
サイズは51mm×51mm - 申請料:現金またはマネーオーダー
2019年6月時点の16歳以上の大人のパスポート申請料金、手数料は以下の通りです。
Passport Book【申請書類:DS-82】申請料($110)
Passport Card【申請書類:DS-82】申請料(($30)
Passport Book & Card【申請書類:DS-82】申請料($140)
アメリカ国内から送る場合は
- 申請書を折らずに入る封筒に入れる
- USPS(the United States Postal Service )を使って郵送
- 追跡できる郵送方法
に気をつけて送りましょう。
郵送先住所は以下の通りです。
Routine Service (If you live in California, Florida, Illinois, Minnesota, New York, or Texas)
National Passport Processing Center
Post Office Box 640155
Irving, TX 75064-0155
Routine Service (If you live in any other state or Canada):
National Passport Processing Center
Post Office Box 90155
Philadelphia, PA 19190-0155
郵便で行うパスポート更新(大人16歳以上)方法のサイトはこちらです。
是非、ご自分でご確認してから手続きを行ってください。
まとめ
日本でもパスポートの取得って結構手間ですよね。
アメリカでの取得は英語で書かれていたりとちょっと難しく感じてしまうかもしれませんね。
でも、大切な書類ですので、是非、間違いのないようにご自分でパスポート作成のサイトで確認し、気をつけて行ってくださいね。
この記事は2019年6月に書いています。
最新のものはサイトが一番ですので、その点もご注意ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。