NYグッゲンハイム美術館を2倍楽しむ方法!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
NYはアートの街。
メトロポリタンミュージアムに、MOMAなど美術館もたくさんありますよね〜。
折角NYにきたら、ここでしか見れないものを見て行きたいと思いませんか?
今日は、そんな美術館の中でもグッゲンハイムミュージアムを2倍楽しむ方法をご紹介したいと思います。
Contents
グッゲンハイムミュージアムって?
グッゲンハイムミュージアムは、アメリカの鉱山王ソロモン・R・グッゲンハイムの財団によって運営されている美術館です。
建物は通称「カタツムリの殻」とも呼ばれていて、円形の渦巻き状の形をしています。
このグッゲンハイムミュージアムは、中に置かれている展示物だけでなく、この建物自体も楽しめるという2倍お得な美術館というわけなんです!
グッゲンハイムミュージアムは誰が作ったの?
この美術館はソロモン・R・グッゲンハイムが建築家のフランク・ロイド・ライトに依頼し作られました。
1943年にグッゲンハイムが依頼してから、1959年の完成まで17年もの長い歳月がかかったと言われています。
この今までに例のない独創的な建物の建築案は1944年には完成していたものの、グッゲンハイムが亡くなる直前の1949年まで承認を下ろさずにいたというのです。
そしてそこからニューヨークの建築基準法の許可が出るまで更に10年の年月がかかり、ライトさえもこのグッゲンハイムミュージアムの完成の半年前、完成を見ることなくなくなったということです。
建築家のフランク・ロイド・ライトは、世界の建築家の3大巨匠と言われるほどの人で、日本にとっても馴染みのある建築家ですが、ご存知ですか?
日本では、あの有名な帝国ホテルを設計したことで有名ですね〜。
彼の日本の作品は
- 帝国ホテル
- 旧林愛作邸
- 旧山邑邸
- 自由学園明日館
帝国ホテルは1923年7月に完成し、同年9月に起こった関東大震災でも小規模な損傷だけでほぼ無傷だったこともあり更に注目を浴びたようですよ〜。
今は愛知県の博物館明治村で見ることができます。
どんな美術館?
美術館は中に入って見ると、外見同様渦巻き状の形をしています。
入り口付近で上を見上げるととっても明るい!
普通の美術館は横の窓からのあかりですが、ここは中央部分が巨大な吹き抜けになっていて、天井は窓ガラスで光を前面に受けられる形になっているんですね。
「かたつむりの殻」と言われる通り螺旋状をしているのも他の美術館とは違った楽しみ。
下から見上げるのもよし、上から下を見るのもよし。
どれもとてもきれいな曲線でとっても美しい〜。
この曲線部分には階段はなく、床が傾斜していて登ったりおりたいできるようになっています。
この傾斜により作品を集中してゆっくり見れない。。。なんて声もあったりするようですが、いえいえ私はそんな事は微塵も感じなかったです。
展示されている作品だけではなく、この建物を見ることが何よりもこのグッゲンハイムミュージアムの醍醐味でもありますよね〜。
そしてこの螺旋状の通路からは別の部屋にも通じていてオフィスに使われている円形の入り口や、作品をまとめて見れる小部屋なども設置されているのも見ものです。
作品を見るときはエレベーターで最上階まで上がって、壁にかかっている作品をみながら降りてくるという方が多いようです。
ミュージアムショップにはグッゲンハイムの模型のお土産もありました。
建築士の友達に写真見せたら、欲しい〜と言ってました〜(笑)
今やっているエキシビジョンは?
2018年の10月から2019年4月までやっているのがHilma af Klintというスウェーデンの女性アーティストの特別展。
19世紀後半から20世紀前半に活躍した女性アーティストHilma af Klintは、神智学的なところからスビリチュアルアートに大きな影響を与えたとても重要なアーティストだそうです。
どの作品も素晴らしい〜。
中でもパンフレットにもなっているこの大きな作品The Ten Largestの10枚の作品が一部屋に展示されているのは圧巻でした。
グッゲンハイムミュージアムのカタツムリが連想される絵ですね〜。
いたるところにカタツムリがいます。
色合いも淡いピンクや紫、オレンジなどとても可愛い印象を受けるのに、この迫力はなんなんでしょうね〜。
この作品は死後20年間は公開しないようにと遺言を残し親戚に預けられていたとのことです。
死後20年以上をすぎ、私たちは今見ることができているのは幸せですね。
曲線のラインが素敵ですね〜。
植物を描いた作品も。。。
宇宙的、抽象的な絵まで。。。
本当に素晴らしい作品ばかりでした。
4月23日まで開催されているそうなので、ご興味のある方はお見逃しなく!
グッゲンハイムミュージアム
住所:1071 5th Ave, New York, NY 10128 アメリカ合衆国
営業時間:
月、水 – 金、日:10:00~17:30
火・土:10:00~20:00(土曜日の5–8 pmはPay what you wish :Suggested admission is $10)
休館日:Nov 14 (Guggenheim International Gala), Nov 28 (Thanksgiving Day), Dec 25 (Christmas Day)
ホームページ:https://www.guggenheim.org
グッゲンハイムミュージアムのチケットについて。。。
このグッゲンハイムも入場料は$25です。(2019年10月現在)
入場した時にチケットカウンターで買うこともできますし、事前にオンラインで購入することもできます。
NYの美術館はどこもちょっとお高めという印象もありますし、日本から来るとなると為替も日々変わるので、思ってたより高かったーなんてこともあるかもしれませんね。
そんな時に、便利なのが、Voyaginのチケットサービス!
Voyaginは楽天グループの会社で、日本国内外の体験ツアーやイベントのチケット手配などを行なっています。
このVoyaginでは、グッゲンハイムのチケットを日本円で扱っているのです。
日本からのご旅行なら固定料金でしかも英語を使わずにチケットを事前に予約することができて安心ですよね!
ご興味ある方は、是非、Voyaginのサイト
Voyagin のグッゲンハイムミュージアムの優先入場チケットについて
を参照するといいと思いますよ〜。
サイトに行くと日本語でグッゲンハイムのチケットの予約方法と共に、グッゲンハイムのハイライトや詳細、アクセス方法なども見ることができて便利です!
また、このVoyaginでは、グッゲンハイムミュージアムも含む90ヶ所以上のアトラクション(メトロポリタン美術館やエンパイアステートビル、自由の女神、バスツアーなど人気の観光スポットやツアー)を選択できる
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というのもありますよ〜。
グッゲンハイムだけでなく、他の美術館や観光地に訪れたい時、お得に回れてとても便利ですよ!!
是非、サイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
まとめ
グッゲンハイムミュージアムは、事前に建物のことやその時にやっている展示物を調べていけば、
- フランク・ロイド・ライトが作ったこの建物自身
- 展示物
を楽しめるという点で普通の美術館より2倍楽しめるということなんですよ〜。
今回のエキシビジョンのHilma af Klintもとっても素敵で見応えがあり、大満足のグッゲンハイムミュージアムツ鑑賞でした!
是非、NYに訪れたグッゲンハイムニュージアムにも行ってみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。