2019年もサマータイム(デイライトセイビング)が始まりました〜!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
3月2週目の週末、2019年もサマータイム(デイライトセイビングDay light saving)が始まりましたね〜。
みなさん、1時間間違えてないですか〜?
春のデイライトセイビングが始まる時は、時間が1時間何処かに消えて無くなってしまうんですよね〜(笑)
いつもみんなちゃんと間違えずに、朝を迎えていることに感動します。
私のように、すでに何年かアメリカにいてもデイライトセイビングになるとなんだか緊張してしまいます。
今回は、そんなサマータイム(デイライトセイビング)についてご紹介したいと思います。
Contents
デイライトセイビング(DLS)って何?
デイライトセイビング(Day light saving)とは、夏の間の太陽が出ている時間を有効的に使うため、日照時間に合わせて時間を標準時間より1時間早めるというもの。
イギリスではサマータイム、日本では夏時間、アメリカではデイライトセイビングと呼び名は違いますが、意味するところは同じですね。
毎年夏の時間として1時間早めるのは、
3月第2日曜日午前2時
そして、標準の時間に戻るのは、
11月第1日曜日午前2時
とされており、3月に1時間進める時をSpring forwardと呼び、11月の1時間後ろにずれる時をFall backと呼んでいます。
その3月の第2日曜日が、2019年は3月10日の日曜日ということなんですね。
では、どのように1時間ずらすのでしょうか?
私もアメリカに来たばかりの頃は、みんなちゃんとその日を迎えられるのかな〜と不思議だったのですが、周りの人は、1時間ずれたことなんて全然なんともないようです(笑)
時間が1時間ずれても、ちゃんと朝から何事もなかったように過ごせるなんて驚きですよね〜。
デイライトセイビング(DLS)はどうやって行われるの?
デイライトセービングで1時間ずれる。。。と簡単に言いますが、ではどうやって1時間ずれるのでしょうか?
先ほど書きましたが、1時間ずれるのは夜中の2時。
混乱をできるだけ避けるため、みんなが寝ている間にずれるようになっています。
ではどうやって?というと、
3月の1時間早まる時は
午前2時が午前3時に、
そして11月の1時間遅くなる時は
午前2時が午前1時
になるのです。
つまり、3月には午前2時から午前3時の1時間がなくなり、11月の時は午前1時から午前2時までの1時間が2回行われるということなんですね。
ん?意味わからない。。。と思うかもしれませんが、兎に角、普通の人なら、寝ている間に変わってくれているので、心配ありません。
最近は、自動デジタル化が進み、携帯電話、GPS付きの腕時計などなど、朝起きると自動的にデイタイムセイビングで変わった時間に変更してくれています。
朝起きてテレビをつけると、どのチャンネルの時計表示も1時間ずれているので、あまり気がつかない。。。と言った感じです。
携帯を目覚まし時計に使っている私は、何も考えないで時間をセットしてもちゃんと変わった時間で携帯が起こしてくれるので心配なしです。
特別な地域
でも、アメリカでも南に位置するハワイは特別な地域
実は、ハワイは1年中、標準時間を使っています。
また、アリゾナ州もデイライトセイビングを使っていません。
もともとアメリカでは主に4つの時差があります。
ニューヨークやボストンなどの東海岸地区をEstan Time
シカゴなどの内陸部をCentral Time
ロッキー山脈地区をMountain Time
カリフォルニアなど西海岸をPacific Time
と読んでいます。
例えば、サンフランシスコが午後2時だとしたら、デンバーでは午後3時、シカゴは午後4時、NYは午後5時となり、アメリカ全域で3時間の時間差があることになりますね。
アリゾナ州は、標準時間ではMountain Timeになりますが、ディライトセイビングをとっていないので、夏の間はPacific Timeになるということですね。
ちなみに、先ほど行った4つの時差以外にもアラスカはAlasca Time と言ってPcificTimeより1時間遅くなり、一年中標準時間を使っているハワイはアラスカよりさらに1時間遅くなりHawaii Timeというものを使っています。
1つの時間帯しかない日本にしてみると、色々と不思議ですよね〜。
日本との時間差は?
日本との時間差は
デイライトセイビングの間(3月2週目から11月1週目)は13時間違いで、
普通時間の間(11月2週目から3月1週目)は14時間違います。
デイライトセイビング中、日本の時間を考える時は、
昼と夜を逆にしてそれに1時間足せばいいのです。
つまり、
アメリカの朝の7時は、日本の夜の8時
(昼夜逆 + 1時間たす
といった具合です。
初めはわかりにくいかもしれませんが、慣れると結構わかりやすいですよ〜。
ディライトセイビングを使うといいことは?
ディライトセイビングをする国としない国があるということは、使用している国にはきっといいことがあるということなんでしょうね。
どういうメリットがあるのでしょうか?
メリットは
- 電気の節約→エネルギーの節約
- 日照時間が増え、余暇の時間が増える
- 日と共に生活するので、体にも良い
- 日中時間に活動することが多くなるので、犯罪や交通事故の減少
などが挙げられますよね〜。
アメリカのテキサスなどの暑いところでは、夏になると日の出も早く朝5時にはとても明るいんです。
そして、このテキサス、太陽が登ってしまうと日中夏場はとっても暑い!!
午前中からすでに40度の気温になってしまうんです。
午後だって、暑さが夕方まで厳しく続いてしまうんですね〜。
なので、少しでもその暑さから避けるために1時間日が昇る前にずらして行動しよう。。。ということのようですよ。
でも、デメリットもあって、
- システムの移行コストがかかる
- 変更時の事故が増加する傾向がある
- 日に浴びる時間が長くなるため、皮膚ガンの恐れがある
などがあげられますね。
でも、きっと夏時間を導入している国はきっとメリットの方が多いということなんですね。
日本ではサマータイムを導入しないの?
日本でもサマータイムが導入されたことがあるのをご存知ですか?
戦後GHQに占領されている頃に遡りますが、1948年5月2日の午前0時から9月11日にかけて初めてサマータイムが実施されたんですよ〜。
でも、夕方が明るくて残業が増加したり、寝不足が生じるなど不評で、GHQ占領が撤退すると同時(1952年)に廃止されました。
2020年の東京オリンピックのマラソンのスタート時間の話し合いで、サマータイムの導入の声が高まりましたよね。
最近の日本の夏の猛暑を避け、1時間でも時間をずらそうという考えだったようですが、結局マラソンのスタート時間は朝の5時半で落ち着いたとか。。。
他の国では問題なく取り入れられていることも日本では難しいということも色々とあるのでしょうね。
まとめ
2019年もアメリカではサマータイム=デイライトセイビングが始まりましたね。
日本との時差は、夏のデイライトセイビングの間は13時間。。
標準時間からデイライトセイビングに変わるSpring Forwardの時は、1時間少なくなるので、知らず識らずの間に、体に負担がかかります。
是非、体調に気をつけてお過ごしくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。