今アメリカで起こっている事、考えなければいけない事【 アフリカ系アメリカ人について】
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
ジョージ・フロイドさんが警察官に窒息死されたのが5月25日。
その後、その映像が流れ、今全米で抗議デモが続いています。
その抗議デモは行き過ぎてしまい、マンハッタンの各地で被害出ていると報道されています。
それでも抗議デモ続き、デモをしている人たちは、「今、伝えないと」という気持ちでいっぱいなのだとひしひしと感じます。
今日は、そんなアフリカ系アメリカンについて今アメリカで起こっている事、考えなければいけない事についてご紹介したいと思います。
ジョージ・フロイドの事件と今起こっている事
ジョージ・フロイドさんはアフリカ系アメリカン。
この事件は、2020年5月25日に警察官に拘束され手錠を後ろでつけられたまま、8分46秒間、フロイドさんの首(頸部)を膝で押さえつけ、窒息死させたという悲しい事件です。
その間、フロイドさんは
「息ができない」
や
「助けてくれ、殺さないでくれ」
と叫んでいるにもかかわらず、警察官は、押さえ続けたのです。
その後、フロイドさんが静かになるも、警察官は変わらず首(頸部)を膝で押さえ続けていた映像は見るに耐えない悲しいものです。
この事件をきっかけに、全米で抗議デモが広がっていて、私の住んでいるNYでも大きなイベントとしてでもが行われています。
行き過ぎた一部の人たちは、関係のないお店を破壊したり、略奪したり暴力沙汰になったり。。。
このNYをはじめ各地で抗議活動の危険に伴う外出禁止令が毎晩発せられています。
そんな人たちもいるのですが、基本的には、警察によるアフリカ系アメリカンの人たちの行き過ぎた差別的な暴力行為をなんとかしようとする動きなんですね。
今、考えなければいけない事
日本にしか住んだことのない人には、色々な国の人が暮らすアメリカというところがどういった国かと想像するのはなかなか難しいと思います。
でも、私もアメリカに住んでトータル14年。
色々と感じながら住んできました。
差別されたこともあります。
大学に通っているときは、色々な側の意見も飛びかう中で過ごしました。
そう考えると平和な抗議活動でなら、Black Lives Matterを訴える必要はあるのだと感じます。
アフリカ系アメリカンの理不尽な社会を浮き彫りにした映像や、
今SNSにアメリカでの黒人差別に関する多くの動画/写真が流れてる中で、自分が最も力強いと感じた、それぞれ世代の違う3人の黒人が話す2分弱の動画に日本語の字幕を付けました
理不尽な社会に生きる彼らの発する言葉ひとつひとつの重みを、英語を日常で話さない日本人の方々にも是非知って欲しいです pic.twitter.com/aB9RdiTiPh— yösuke (@avril24th) June 1, 2020
アフリカ系アメリカンが子供に警察官との正しい接し方について教えている動画も色々とアップされています。
日本のワイドショーやニュースでもいかにアフリカ系アメリカンが差別されているのかも色々と映像で流れているようですね。
先日、NY州知事アンドリュー・クオモ氏の弟ニュースキャスターのクリス・クオモ氏がこの件に関して述べた事についても話題になっています。
そして、毎日のNY州知事アンドリュー・クオモ氏も警察官の認識をかえ、合法的にも変えていく必要があると発表しています。
今、私たちはこのジョージ・フロイドさんの事件から変えなくてはいけないことが沢山あるということですね。
まとめ
コロナの規制で大変な中、ジョージ・フロイドさんの抗議デモが行われ、そしてそれに伴う略奪や暴力でNYはどうなることかと思っていましたが、変化のときなのだと強く感じます。
ジョージ・フロイドさんが略奪や暴力などを望んでいないことはいうまでもありません。
平和な抗議活動を行い、今の差別問題を解決していく必要があると強く感じます。