テニス界トップ8が戦うATP Finalsをロンドンで楽しく観戦する方法!
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
「ATPワールドツアー・ファイナルズ」(ATP World Tour Finals)と呼ばれるATPツアーの年間最終戦が今、イギリス、ロンドンのO2という会場で行われていますね。
定期的に場所を変えて行われるこのATP Finalsのロンドンでの開催は、来年の2020年まで。
NYからロンドンは比較的行きやすい場所なので、現地に行ってATP Finalsを楽しんできました。
今日は、そんなATP Finals への行き方や会場のことなど、楽しんで観戦できる方法をご紹介したいと思います。
Contents
ATP Finalsって何?
男子プロテニス協会(Association of Tennis Professionals:ATP)のツアーの年間最終戦のこと。
その年の年間ランキングトップ8(シングルス、ダブルスそれぞれ)が、熱戦を繰り広げ、その年の王者を決めると言うもの。
このATP finalsに選ばれると言うことは、その年、活躍したことを意味し、出場するだけでもとても価値のあることになります。
日本のエース錦織選手も、2014年、2015年、2016年、2018年と今までに4回出場しています。
残念ながら今年は13位と言うことで出場には至りませんでしたね。
第一回は1970年東京で開催された「ペプシ・グランプリ・マスターズ」(Pepsi Grand Prix Masters)。
1990年には「ATPツアー世界選手権」(ATP Tour World Championships)と名前が代わりますが、このころはまだツアーファイナルは一本化されておらず、グランドスラムはこのATP ツアーには反映されないと言うものでした。
それが、2000年に「テニス・マスターズ・カップ」(Tennis Masters Cup)と改正され、これを機に、グランドスラムもATPのポイントに一本化したことでこの大会がその年のチャンピオンレースということで注目を浴びるようになって行ったのです。
これはこのテニス界には大きな役割を果たしました。
というのは、それまで8月から9月にかけての4大大会のUS Open が終わると、テニス界は少したるみがちになっていたのですが、この年末のチャンピオンレースがあることで選手、そして観客も年の最後までテニスに注目するようになったのです。
2009年からは、「ATPワールドツアー・ファイナルズ」(ATP World Tour Finals)に代わり、今年も行われたロンドンのThe O2で行われるようになりました。
この大会が「Nitto ATP Finals」と呼ばれるようになったのは、2017年から。
日東電工が4年間の契約でタイトルスポンサーになったのがきっかけです。
この名前は2020年まで続き、場所もロンドンでThe O2で行われますが、その後は、2021年から2025年までイタリアのトリノで行われることが決まっています。
ATP Finalsの出場資格者は?
このATP Finalsに出場できるのは、その年(1月の1シーズン)に出場した獲得ポイントの多い18大会分の合計ポイントで計算され、ポイントの高い上位8人というルールになっています。
ただし、ポイントが上位8人に入っていなくても、グランドスラムの優勝者1人は8位の選手の代わりに出場できることになっています。
もし、グランドスラム優勝者が2人以上上位8人に入っていない場合は、優勝者の中で一番ポイントの高い1人が出場できるというルールが決められています。
また、上位8人の補欠は、上位9位から20位の中で上位2人が選ばれます。
最近で言えば、2014年にラオニッチの代わりにフェレール、2016年にはモンフィスの代わりにゴファン、そして2017年はナダルの代わりに、 カレーニョ・ブスタが出場しています。
2019 Nitto ATP Finalsはいつ、どこで行われるの?





ATP Finals試合の組み合わせは?
このATP Finalsははじめ、2つのグループに別れラウンドロビンと呼ばれる総当たり戦方式で戦われます。
その2つのグループそれぞれから上位二人が選出され、その後、組み合わせを変えて四人の選手が優勝争いをします。
今年の組み合わせは、



会場の様子



まとめ
テニス界の一年の総まとめともいうATP Finals。
ロンドンで来年まで行われ、その後はイタリアトリノで行われます。
今年のテニス界の王者が誰なのか最後まで目が離せませんね〜。
この時期のロンドンはとても空いているし、紅葉の季節でもあるので、とっても綺麗。
是非、ロンドンに行かれる機会があったら、ATP Finalsにも足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。