NYで映画鑑賞 「1917」(ネタバレあり)
こんにちは!
Koharu e-Life in NYへようこそ!
92回アカデミー賞のノミネート作品も発表されました。
すでに上映が終わっていたノミネート作品が映画に戻ってきたのもあり、2月のアカデミー賞発表まで映画館でも楽しい時間が過ごせそうです。
今回は、そのノミネート作品の1つ「1917」を見てきたので、ご紹介します。
「1917」ってどんな映画?
(出典:1917 cast and creators explain how they made the film to be one continuous shot)
監督 (ディレクター): Sam Mendes
製作 (プロデュース) : Sam Mendes、Pippa Harris、Jayne-Ann Tenggren、Callum McDougall、Brian Oliver
脚本 (スクリーンライター):Sam Mendes、Krysty Wilson-Cairns
出演者 (スターリング):George MacKay、Dean-Charles Chapman、Mark Strong、Andrew Scott、Richard Madden、Claire Duburcq、Colin Firth、Benedict Cumberbatch
この「1917」は2019年の12月に上映された第一次世界大戦の頃の戦争映画です。
内容なこの映画の監督のサム メンデスの祖父の体験に基づいたもの。
第一次世界大戦で1916年から1918年の間戦地にいた祖父が、幼少のサム メンデスに語った戦地でのメッセージの伝令を映画にしたのだ。
ただ、実話ではないそうで、サム メンデスが二人の兵士というキャラクターを作り上げてできた作品なのです。
内容は、1917年の第一次世界大戦時、二人の兵士が別の部隊までメッセージを伝えにいくという話。
西部戦線にいたイギリス軍は、ドイツ軍の後退を作戦(アルペリッヒ作戦)と知らず、進撃しようとしていた。
だが、イギリス軍の航空偵察によってそれが作戦だと知ったイギリス軍だが、電話線が切れていることで西部戦線のデヴォンシャー連隊に伝えることができずにいた。
このままでは1600人のデヴォンシャー連隊が全滅してしまうという時、その任務が若い2人に兵士に降ったのだ。
その兵士の一人にはそのデヴォンシャー連隊に兄がいる。
個人的にも強い使命を受け決死の覚悟で無人地帯へとメッセージ伝達のため進むのだった。
内容はとても単純。
でも、この映画にはワンショット撮影と言う技法が使われていていて、この単純な話が観客に臨場感を与えてくれているのです。
撮影はこの若者たちと同じ目線で進められ、観客があたかも戦場でメッセージを届けているかのような感じにさせられます。
ワンショット撮影ということで、撮影には天気も大きく関わってきたということ。
曇りの中行われている撮影なので、晴れの間はリハーサルをし、一瞬でも曇るとその場で撮影が始まるという難しい撮影だったそうです。
その困難な中行われた撮影だけにとても素晴らしいものになったような気がします。
事実、アカデミー賞では
- 作品賞
- 監督賞
- 脚本賞
- 撮影賞
- 美術賞
- 音響編集賞
- 録音賞
- 視覚効果賞
- メイク&ヘア賞
- 作曲賞
の10部門でノミネートされています。
いくつアカデミー賞をとるのか楽しみですね。
(出典:1917- Official Trailer)
まとめ
個人的には戦争映画はあまり見ないのですが、この「1917」は別もの。
ワンショット撮影と言う手法にはとても見応えがあり、臨場感がありました。
若者が任務を終え安堵しているシーンはとても嬉しく感じたのですが、それと同時にこの任務を終えても、戦争は続いているのだな〜と考えさせられもしました。
日本でも公開になる「1917」お時間ある方は、是非見て感じてきてもらいたいな〜と思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。